3月になりました。今の時期三寒四温と言う言葉がぴったりの時期で、暖かくなったり、寒くなったり、確実に春へと向かっていることを感じます。
三寒四温と言う言葉は、元々は中国東北部や朝鮮半島北部で冬の気候を表す言葉として使われたそうです。冬のシベリア高気圧から吹き出す寒気が強まったり弱まったりすることで、周期的に寒暖が繰り返される現象だそうです。
日本では春先(2月の終り頃から3月の初め頃)に低気圧と高気圧が交互に発生し、低気圧が通過し寒気が流れ込み寒くなったり、高気圧に覆われて暖かくなったりという気候を繰り返し、この頃の気候を三寒四温と言っているようです。
今回はクリスマスローズの3回目です。鉢植えのクリスマスローズはほとんど開花しました。
★★★ シングル(一重)咲き、原種系 ★★★
↑ ↓ 赤(表)と白(裏)のバイカラー(2色)咲き
↑ ↓ 原種・リビィダス
↑ 原種・ニゲル交配 ↓ 原種・アトロルーベンス交配
★★★ セミダブル(半八重)咲き ★★★
↑ ↓ 白赤糸ピコティ(多花弁)
↑ ↓ 赤(表)と白(裏)バイカラー咲き(内花弁は逆カラー)
★★★ ダブル(八重)咲き ★★★
↑ 白赤糸ピコティ
★★★ 多花弁咲き ★★★
一時期クリスマスローズに夢中になっていましたが、このところの夏の酷暑でたくさんのクリスマスローズを枯らしました。厳しい夏を乗りきったものの中には丈夫でたくさんの花を咲かせてくれるものもありますが、辛うじて生き残ったものは花が小さくなったり、少なくなったりしています。今あるものは夢中になっていたころの名残です。クリスマスローズから少し離れたのは、夏越しの難しさと冬でも湿り気の多い私の庭の土質でした。珍しいものは私の庭でなかなか夏越し冬越しができません。そんな環境の中で花を咲かせたクリスマスローズは健気です。
明日3月5日は二十四節気の一つ啓蟄です。土の中で冬ごもりしていた色々な虫や生き物たちが、穴を啓いて地上へと這い出してくることから、この時期を啓蟄と呼びます。まだまだ寒い日もありますが、日が長くなり、優しい日差しの中、人も生き物も心弾ませる時期になります。