2月も今日で終わり。今年は閏年なので、オマケの1日。オリンピックの年でもあり、コロナ騒動で1年延期になった東京オリンピックが懐かしく思い起こされます。
今回は2月にまつこの庭の温室で咲いた冬のランです。例年ならあとからあとから花が咲き、嬉しい季節なのですが、今シーズンは咲くランが少なく寂しかったです。
↑ カトレア・インターメディア・アキニーセルレア(ブラジル原産)
↑ デンドロビューム・雪ダルマ ↓ デンドロビューム・シラサギ
オンシジュームと言うと黄色の小さい花がびっしりと咲くものを思い浮かべると思いますが、これは原種なので、花弁の色が黄緑に茶の模様で独特です。リップと言われる唇弁は白く人形のような形と模様です。
↑ ↓ ミディコチョウラン
辛うじて花を咲かせたシンビジュームも例年の半分以下で、花数も少ないです。
★★★ シンビジュームの仲間 ★★★
↑ エメラルドスカイ ↓ 名前不明(仮称 シンビジューム・あやこ)
どちらも花友から株分けして貰ったシンビジュームですが、後のものは名前不明です。調べてみると大磯(オオイソ)と言う古い種類のシンビジュームのようです。花形といい、花色といいクラシカルなイメージのシンビジュームです。私はこのシンビジュームに貰った花友の名を付け、シンビジューム・あやこと呼んでいます。
↑ ↓ 和ラン・一葉
和ランとはシンビジュームと東洋ラン(春蘭や蓮弁蘭、報才欄など)との交配で作られたもので、東洋ランの持つ清楚な姿や香りと、シンビジュームの持つ華やかさを併せ持ちます。
一葉は花色は地味めですが、香りが抜群に良いです。世界ラン展のフレグランス部門で優秀賞を取ったぐらいですから、品のある香りがします。
↑ 和ラン・夕月夜 ↓ 和ラン・初音
夕月夜と初音は春蘭との交配で、一葉は多種系と言われ、複数の東洋ランが交配されているようです。
シンビジュームは昔は大型の華やかなものが好まれていたようですが、最近はテーブルの上で鑑賞できる和ランやテーブルシンビジュームと言われる小型種が好まれるようです。
コロナが収まったらラン展を見に東京まで出かけようと思っていましたが、乗り換えの多い電車を使っての遠出はもう無理だということを痛感するできごとがありました。先日夫の亡き友人のお墓参りに一緒に付いて行ったのですが、お墓のあるお寺が山寺で、昔ながらの段差のバラバラの石段を上ることができませんでした。一昨年まではそれほど気にならなかったはずなのですが・・・・・。遠回りになる石段の無い道を上がったのですが、息が上がってとてもとても大変でした。夫とお墓参りは今年が最後にしようねと話し合ったほどです。そして、あっこれが70の壁なのねと痛感しました。車でのお花見旅もあと何年できることやら・・・・。