昨日関東地方は大雪注意報が出ていましたが、私の住む茨城はみぞれ程度で積雪はなく、大事に至らずほっとしています。しばらく乾燥注意報が出ていたので、昨日のみぞれで少しは空気が潤ったような気がします。
今回はまつこの庭の温室で１月に咲いた冬のランです。
☆☆☆ シンビジュームの仲間 ☆☆☆
↑ 夕月夜 ↓ 和ラン・初音
↑ 和ラン・草薙 ↓ 和ラン・ひな祭り
和ランはシンビジュームと東洋ランとの交配でできた小型のシンビジュームです。夕月夜も初音も夕月夜も日本の原種シンビジュームと言われるシュンラン（春蘭）を交配に使っているので、淡いグリーンの花色や２,３輪しか花を付けない所など、シュンランの血を引き継いでいます。ひな祭りは蓮弁蘭（中国春蘭）の交配種で、淡いピンクの色が優し気で、しかも香りがよくひな祭りの名前がぴったりです。
↑ テーブルシンビ・イージーグリージー ↓ テーブルシンビ・ワインシャワー
テーブルシンビはテーブルシンビジュームの略で、小型のシンビジューム同士の交配でできたテーブルの上に飾れる小型のシンビジュームのことです。和ランは背丈が５０㎝より小さいですが、テーブルシンビは背丈が６,７０㎝ぐらいです。
↑ 名前不明 （花友からもらった小型のシンビで、古い園芸種と思われます。花友の名前から、シンビ・あやこと呼んでいます。）
☆☆☆ コチョウランの仲間 ☆☆☆
↑ ミニコチョウラン ↓ ドリティノプシス
↑ ↓ 斑入りコチョウラン
ホームセンターでたくさん並んでいた格安のコチョウランの中で１つだけ葉に斑入りのものを見つけました。花もピコティ（縁取り）模様です。通販などで買うと高額です。まさに掘り出し物です。
☆☆☆ その他のラン ☆☆☆
↑ カトレア・紫音 ↓ 原種オンシジューム・マクラタム
マクラタムはメキシコ、グアテマラ、ホンジュラスなど中米原産です。緑地に褐色の模様で花は地味ですが、リップ（唇弁）は白地にピンクの模様でかわいいです。
今、東京ドームシティプリズムホールで２月８日～１４日まで世界ラン展が開催されているようです。以前は東京ドームで開催されていたのですが、コロナの影響もあり、年々規模が小さくなっているようです。私は１９９１年の第１回大会から欠かさず見に行っていたのですが、２０２０年にコロナになってからは行きたくても電車に乗るのが怖くて行っていません。２０１９年に花友３人で出かけたのが最後です。TVで放送になるので、TV鑑賞で我慢しています。今日放送があったので、見たのですが、やはりラン展に出品するランはどれもすばらしいです。高校生などががんばって参加しているのが印象的でした。
来年こそはコロナが終息して、東京まで電車に乗ってラン展を見に行けるようになることを願っています。
