ここ数日12月並みの気候で、私の家の軒下では0℃の日が何日かありましたが、何とか霜の被害を受けずに、皇帝ダリアが咲き始めました。20株ぐらいあるのですが、咲いているのは3株だけで、花は1つだけです。
大霜を想定して、つぼみの株を何株か切って水に挿して温室に取り込んでおきましたが、同じ頃に咲き始めました。 ↓ 温室の中で咲く皇帝ダリアの切り花
外の地植えのものより花の色は幾分薄いように感じますが、花数は多いです。温室の中は暖かいので、次々に花が開きました。
皇帝ダリアを譲ってあげた花友に、枝を切って水に挿しておくと花が咲くことを教えてあげたら、さっそく実行して、花が外より一足早く咲いたことを大喜びで知らせてくれました。私もうれしくなりました。
鉢植えの皇帝ダリアの八重咲きも花が咲き始めました。普通の皇帝ダリアより半月位遅れて咲くのですが、軒下に早めに取り込んだせいか、早めに咲き始めたようです。
八重咲きはおしべが花弁化したようで、花弁の形はあまりよくありません。鉢植えなので株がしっかり育たないので、花も貧弱なのかもしれません。花の時期が遅いので、地植えにしては花が楽しめないので、鉢植えにするしかないのです。白の八重咲きもあるのですが、まだつぼみです。軒下に取り込んではあるのですが、果たして咲くことが出来るのでしょうか?
他にも咲いているダリアがいくつかあります。
↑ 皇帝ダリアのハイブリッド種・ガッツアリア ↓ 白の大輪ダリア
↑ ↓ どちらも「涼秋(リョウシュウ)」と名付けられたダリアで、黄色と白の二色咲きですが、同じ株に2種類の咲き方が現われます。
皇帝ダリアと一緒に大霜と戦っていたエンゼルトランペットとジンジャーは、ジンジャーは咲きましたが、エンゼルトランペットは次の花がなかなか咲きません。
↑ 見事に咲いたジンジャー クチナシのような甘い香りを辺りに漂わせています。
↑ 咲きそうで咲けない2つ目、3つ目のエンゼルトランペット
また2、3日後に寒さがやってくる予報で、今度は大霜になりそうです。外の地植えの皇帝ダリアは、つぼみのまま終わってしまうかもしれません。去年の今頃、やっと皇帝ダリアが咲いたと思ったら、11月にしてはめずらしい大雪になって、皇帝ダリアやエンゼルトランペットのつぼみがダメになってしまったことが思い出されます。
ずうっと暖冬が続いて満開の皇帝ダリアをあちこちで見かけることができたのに、もはや満開の皇帝ダリアを見る夢は叶う事がないのでしょうか?