例年なら立春のころには咲き始める八重咲きの紅枝垂れ梅がやっと咲き始めました。
毎年、まつこの庭に春が来た事を真っ先に伝えてくれる存在です。
この八重咲きの紅梅は、白梅よりも開花が遅いようです。毎年ご近所の白梅が満開を迎える頃に咲き始めます。今年は暖冬なのでもう少し早く咲き始めるのかと期待していたのですが、期待に反し遅かったです。この梅は夫の友人が私たちの結婚記念樹として贈ってくれたもので、結婚記念日の頃には満開になり、楽しませてくれると思います。
梅は別名「春告草」(はるつげぐさ)と言います。春に先駆けていち早く咲く花としてこの名があるそうです。(桜を春告草と言うこともあるそうです。)梅は花木なのに草というのがちょっと不思議です。私は福寿草の方が梅よりも早く咲き、木ではなくれっきとした草(?)なので、福寿草の方が春告草にふさわしいような気がします。香りでは負けていますが、色では勝っていると思います。
福寿草は新年の季語にもなっていて、別名「元日草」とも言います。赤い実のナンテンなどと一緒にお正月の飾りとして使われます。黄金色の花を咲かせ一番に春を告げるという意味で、「福告草」(ふくつげぐさ)という別名が江戸時代に使われたそうです。語呂が悪いというので告をおめでたい寿と差し替えて、福寿草としたという説があるそうです。また開花期間が長いことから幸福の福と長寿の寿を組み合わせて福寿草としたという説もあるそうです。
梅と福寿草が咲いたので、まつこの庭に春がやってきたことは確実です。
他にも春の花が少しづつ咲き始めています。
↑ ボケ ↓ ジンチョウゲ
↑ ↓ クロッカス
↑ ↓ 温室の中で咲くエスキナンサス
チューリップの芽も大きく膨らみました。
心が弾みます。例年より早く咲くのではないかと期待してしまいます。