2月になりました。1月を振り返ると、寒中とは思えぬような暖冬でした。例年なら乾燥注意報が出るのが普通なのに、雨が多く梅雨のようでした。場所によっては大雨洪水注意報が出て、がけ崩れなども起きたようです。冬の大雨洪水注意報やがけ崩れは聞いた事がありません。雪国は雪が少なかったようです。新年早々異常気象のようです。
1月後半から中国で新型コロナウイルスが猛威を振るい始め、2月は日本に広がるのではないかと心配です。2月はラン展やクリスマスローズフェアなどが目白押しですが、外出は控えるようですね。楽しみにしていたのに・・・・・。
今回は、まつこの庭の温室で1月に咲いたランです。昨年の猛暑の影響か、カトレアがあまり咲きません。
<カトレアの仲間>
↑ ピュアイエロー ↓ ツタンカーメン
実物はもっと赤黒いです。
↑ ポカイタージェリナ ↓ マリッズソング
ランの花の作りは外側の3枚がガクで、中側の3枚が花弁になります。普通は、そのうち横に張り出した2枚は同じ形で、下に突き出た花弁は形が違い、リップと言います。このマリッズソングは3枚とも同じような形、色をしています。
<オンシジュームの仲間>
↑ 名前不明 ↓ 原種オンシジューム・マクラタム
メキシコ、グアテマラ、ホンっジェラスなど中南米原産です。オンシジュームと言うと普通黄色の踊り子のような形をした花がたくさん咲いているものを思い浮かべると思いますが、原種は一見地味目の花です。たくさん咲くと存在感があります。
<その他のラン>
↑ セロジネ・クリスタータ ↓ デンドロビューム・シラサギ
<小さな花が咲くラン>
↑ ↓ メディオカルカー
どちらもメディオカルカーで、壺型の花を咲かせますが、花色と株姿が違います。上の赤オレンジのものは花の大きさが5㎜ぐらいで、下の赤白のものは1㎝ぐらいです。上の株は横に這うように伸びますが、下の株は上に伸びます。花付きは赤オレンジの方が良いようです。
↑ マキシマ・シュンケアナ 花径は1㎝ぐらいで、花色が黒いのが特徴です。
↑ マスデバリア・ビカラー 花の大きさは1,5㎝ぐらいです。実物はもっと色が黒っぽくチョコレート色をしています。
ランは冬に咲くものが多いのですが、今シーズンはシンビジュームはよく咲きますが、カトレアは調子が悪いようです。