今の時期、昨年は暖冬でしたが、今年は寒冬のようです。4月のような陽気の日もあったのですが、今日などはひどく寒いと思ったら、午後からみぞれになってしまいました。夜雪になって積もらなければいいのですが・・・・。
緊急事態宣言発出中ですが、期限があと10日余りになったのに、いくらか感染者が減ってはきているものの、依然としてコロナは収まる気配がありません。コロナのワクチン接種に向けてシミュレーションが始まったようですが、課題は山積みのようです。
今回はまつこの庭の温室で咲く冬のランの3回目です。
↑ カトレア・ピュアーイエロー
↑ デンドロビューム・シラサギ ↓ デンドロビューム・紅小町
↑ オンシジューム(名前不明) ↓ 原種オンシジューム・マクラタム
オンシジュームと言うと黄色の小さな踊り子のような花をたくさん付けるものを思い浮かべると思いますが、マクラタムは原種なので茶色の地味な花を付けます。メキシコ、グアテマラ、ホンジェラスなど中南米原産です。
↑ サラジーン・コイヒメ ↓ サラジーン・アイスキャスケード
コイヒメもアイスキャスケードも花茎が枝垂れて花が咲く下垂性のタイプのシンビジュームです。売られているシンビジュームの中には針金でわざと花茎を曲げて咲かせているものもありますが、このタイプは自然に枝垂れます。
↑ 和ラン・春一番 ↓ 和ラン・夕月夜
和ランと言うのは洋ランのシンビジュームと東洋ランとの交配でできた和の趣をもつシンビジュームです。春一番と夕月夜はどちらもシュンランの血を引いているので、よく似ています。花はシュンランに似て、2,3輪しか花を付けません。花色がわずかに違い、春一番が黄緑色、夕月夜が淡い黄色です。夕月夜は微かな香りがあります。
↑ バンダ・ミカドブルー ↓ ミニバンダ・ヨネザワラ・ブルースター
ミカドブルーは去年の暮れから1か月も咲き続けています。昨年は4回も咲きましたが、今年はどうでしょう。
下のブルースターはバンダによく見られる青紫色の花ですが、ミカドブルーとは花の形が全然違います。ヨネザワラというのはラン科植物の属名ですが、あまり聞き慣れない名前です。私は初めこのランを育成したラン屋さんの名前かと思ったほどです。
ヨネザワラ属と言うのは、バンダ属とネオスティリス属の交配で作られたそうですが、ネオスティリス属はネオフィネチア属(日本のフウラン)とリンコスティリス属との交配でできたそうです。つまり3種属間の人口交配種なのだそうです。フウランの血が入っているので、フウランの花によく似ています。
今シーズンは昨夏の猛暑が影響しているのか、カトレアやシンビジュームがあまりつぼみを付けていません。逆にどうしたの?と思うほどつぼみをたくさん付けているものもあります。去年のように次から次へと花が咲くと言うわけにはいかないでしょうが、少しづつランを楽しめそうです。
先日坐骨神経痛のことで皆さまからお見舞いの言葉を頂き、ありがとうございました。やっと普通に動けるようになりました。あの痛さが嘘のようです。しばらく薬を飲みながら、定期的に通院することになりました。庭仕事はほどほどにしようと思っています。今の所寒いので、庭にはあまり出ませんが、暖かくなったら・・・・・、大丈夫かな?