2カ月に1度ギャザリング教室があります。6月は先生の都合でお休みでしたが、今回9回目の教室がありました。
ギャザリングというのは、根の付いた花苗の土を落として小さな花束にし、そのいくつかの花束を土の代わりのベラボン(ヤシの実のチップ)に植えこんだものです。根の付いたフラワーアレンジメント、アレンジメント風寄せ植えと思ってください。
今迄にこんな作品を作りました。
↑ バスケット植え ↓ 多肉植物のリース
↑ ハンギングバスケット
今回は今まで作ったことのない築山御苔(つきやまみごけ)です。簡単に言ってしまうと、和風ギャザリング、ギャザリング風苔玉(こけだま)というところでしょうか。
私の作品を表から見ると、
後ろから見ると、こんな風です。
私の作品はボリュームがありすぎて、築山御苔というよりは和風ギャザリングと言った方がぴったりくるかもしれません。
この作品には、9種類の植物が植えこまれています。キンミズヒキ(すうっと花茎が伸びている黄緑色の葉)、ランタナ(ピンクの花)、コンシンネ(赤い筋の入った細い葉)、斑入りヤブラン(白い斑の入った細い葉)、シェフレア(白い斑入りの丸葉)、フィットニア(白い網目模様の丸葉)、ネフロレピシス(細かいシダのような葉)、ロニセラ(ネフロレピシスに似ているがロニセラは木でネフロレピシスは草)、斑入りチヂミザサ(白い縞模様の葉)です。山野草や観葉植物などいろいろな種類の植物が使われています。
作り方は、
① ケト土をよく練って、丸くし、真ん中に穴をあけます。
② 植える植物の土を落とし、枯れた葉や余分な根を切り、何本か合わせて1つの花束を作ります。どこから見てもいいように調整をします。
③ 穴をあけたところに花束を差し込んで、根をしっかり土で覆い、形を整えます。
④ 土の部分にハイゴケを貼り付けます。土と苔が密着するように握ります。
⑤ 苔が剥がれないようにテグス糸で巻きあげます。
一番時間をかけたのは、花束作りです。先生に何度も見て頂いて調整をしました。
参加者の作品です。
このように皆の作品を並べてみると、いつものことながらやっぱり私の作品はボリュームがありすぎです。先生からはみんなそれぞれに個性が出ていてよくできましたとお褒めの言葉を頂きました。
次回は10月です。また新しい花や花の楽しみ方との出会いが待っています。楽しみです。