ここ1週間(途中1日だけ晴れましたが)雨が続いています。秋の終わりから冬の初めにかけての長雨を、ちょうどこの時期サザンカの開花時期と重なることから「山茶花梅雨」と呼ぶそうです。私の庭のサザンカはもう盛りを過ぎてしまいましたが、車で走っているとピンクの花をたくさんつけたサザンカの大株をよく見かけます。
11月最後は、晩秋のまつこの庭の様子です。11月になっても比較的暖かな日が続いたせいか、紅葉は今一つです。今の時期咲いている花はわずかです。
↑ ヤツデ ↓ ヒイラギの花
ヒイラギの花はなかなか見る機会がないと思います。ヒイラギに花が咲くの?と思う人もいるかもしれません。ヒイラギはキンモクセイの仲間で白い香りのある花を咲かせます。キンモクセイほど良い香りではありません。雌雄異株だそうですが、この木には初夏に青い実がなるので雌株のようです。
↑ ↓ サザンカ
↑ ルクリア(ニオイザクラ)・スィートルビー ↓ サフラン
↑ ↓ キク
来年のオリンピックに向けてキクの花が改良されているそうですが、およそキクとは思えないようなキクが出回っているので驚きです。このキクなどはダリアのカクタス咲きのようで、見た時はダリア?と思いました。
庭で花の代わりに存在感を示すのが色付いた草の実や木の実です。
↑ ↓ カラスウリ
夏の間さんざん苦しめられた(?)カラスウリも秋には赤い実が生り、花が少なくなり寂しくなった庭のあちこちに彩を添えています。
↑ ↓ ローヤ柿
↑ 赤実マユミ ↓ ツルウメモドキ
↑ ナンテン ↓ ビナンカズラ(斑入り葉)
赤い実は花の無くなった寂しい庭では、よく目立ちます。この実も、お正月を迎える頃には小鳥のごちそうになり、無くなってしまいます。
紅葉はいつまでも暖かかったせいか、今年はあまりきれいではありません。
↑ ↓ ドウダンツツジ
↑ クロモジの黄葉 ↓ カシワバアジサイの紅葉
↑ スモークツリーの紅葉
11月も終わりだというのに、弱い霜が1度降りただけなので、まだバラや皇帝ダリアが元気に咲いています。紅葉も中途半端です。今週末冷え込むという天気予報なので、大霜が降りれば、花が終わりになってしまうかもしれませんし、紅葉も進むかもしれません。
クリスマスローズが咲き始めたので、花のシーズンは確実に冬へと向かっています。