3月になってから、温かい春の日と冬の様な寒い日とが1日おきのジグザグ天気が続いています。今日は風が強いですが、日差しが暖かいです。
今日3月5日は、二十四節気の一つ啓蟄です。大地が温まり、冬眠していた虫たちが春の訪れを感じ、穴から這い出てくるころを言うそうです。
私の庭はすっかり春の様相です。紅枝垂れ梅は散り始めましたが、春の花が庭のあちこちで咲き始めました。
ボケの花が満開です。
ボケは瓜に似た実を付けることから漢字で木瓜と書き、「もっけ」とか「もけ」と呼ばれたものがなまって、ぼけとなったそうです。またボケを放春花とも言うそうです。春告げ草と呼ばれる梅と共に早春に咲き、明るい春の香りを放っているように感じられるからだそうです。
↑ ツバキ・雪乙女 ↓ ツバキ・紅朴判
↑ ツバキ・春風 ↓ ツバキ・バレーダンサー
↑ ↓ 河津桜
まだ木が若いせいか、葉ばかりで花があまり咲きません。形も悪く色も薄いような気がします。
↑ ↓ スイセン
↑ ↓ クロッカス
↑ クロッカス ↓ 原種チューリップ・ポリケロマ
例年なら3月の終わり頃に咲き始める原種チューリップですが、今年は暖冬のせいか、もう咲き始めたので、ビックリです。普通種のチューリップも大きくなりました。
この調子ならあと2週間位で咲き始めるかも知れません。
花友からもらったネモフィラの種から育てたものですが、花が咲きました。ポット植えのまま植え替えしていないのに花が咲き始め、少し焦っています。
庭は雑草も除草剤の心配をするほど大きくなって来ました。
花が可愛いので、そのままでもグラウンドカバープランツとして通用(?)しそうです。
↑ ムラサキハナナ(オオアラセイトウ、ショカツサイ、花ダイコン)
ムラサキハナナも世間では今や雑草扱いですが、私の庭では群生して立派にグラウンドカバープランツとして黄色のスイセンとともに 一役かっています。紫色のムラサキハナナと黄色のスイセンは相性がよくお互いを引き立てあっています。
そして、もう一つ庭を覆っているのが、球根植物のオーニソガラです。
今の時期、私の庭を訪れた人は声には出さなくても、心の中では「何?この庭一面の雑草は?」と思っているに違いありません。あと1か月もすると一斉に白い花を咲かせ、一面の白い庭になります。今年は葉が伸びるのが早い様な気がします。
春の花が次々に咲くと心もウキウキしてきます。毎日庭に出るのが楽しみです。