3月3日はひな祭りです。「桃の節句」とも言います。
もともとは古代中国で、旧暦3月の最初の巳の日に、脱皮をして生まれ変わる巳(ヘビ)にちなんで、心身を洗い清める行事とされていたそうですが、やがて女の子の健康を祈るひな祭りとなったそうです。古くは、人形を川や海に流すことで心身を祓い清める習わしだったそうですが、室町時代以降は女の子の成長とご縁を願い、皇族の婚礼のしきたりに従って作られた雛飾りを飾るようになったと言われています。
私はひな祭りに自分でつくった雛飾りを飾っています。
人形教室で1番最初に作ったのが立ちびなです。
本当に何十年ぶりという針仕事でした。子どもの頃から手芸は大好きでしたが、しばらく針仕事から遠ざかっていましたが、久しぶりの針仕事がとても楽しかったです。
次に2年がかりで作ったのが、つるし雛です。
↑ ウメの花 ↓ スイセンの花
↑ ツバキの花 ↓ サクラの花
桃の節句なのに、どういうわけかモモの花はなくモモの実が、しかも1番下に下がっているのが不思議です。
今年の干支、ネズミです。
2年間もの間本当にがんばったなあと思います。とても一人では完成できなかったでしょう。仲間がいたからだと思います。
3年前に作り、1年中下げたままなので(もちろんカバーは掛けてありますが)、形が少し変形してきました。色はまだあせていません。私の宝物になりました。
他にも人形教室の先生から頂いたネコのお雛様(私がネコ好きなので)と花友からもらったお雛様の壁飾りを飾りました。
とても賑やかなひな飾りになりました。
先日確定申告の帰りに公民館でお雛様の展示をしていたので、見て来ました。
市内の幼稚園や保育園の子どもたち、老人施設のお年寄り、ちりめん細工や折り紙の同好会の方たちの作品が所狭しと飾ってありました。
お花だけのつるし飾りが素敵だなと思いました。
つるし飾りが完成してから、人形教室は開かれていないので、一人ではどうしても針仕事から遠ざかってしまいます。ちりめん細工の同好会の話を聞いていたら、また始めてみようかと思いました。お花だけのつるし飾りができたらいいなと思いました。