3月のお彼岸の頃から咲き始めたチューリップですが、早咲き、中咲き、遅咲きと花を繋いできましたが、いよいよチューリップの季節も終わろうとしています。
今回は遅咲きのチューリップです。遅咲きの代表選手はバレリーナでしょう。ユリ咲きのオレンジの濃淡が華やかです。大好きなチューリップの一つです。
<一重咲き>
↑ ↓ クイーンオブナイト(黒)とシャーリー(紫色の縁取りから全体的に薄紫色に変わりました。)
↑ グリーンスプリット ↓ ガボタ(2色咲き)
↑ ハッピイピープル(内側のオレンジのフラッシュ模様がステキです。)
<ユリ咲き>
↑ ↓ ホーランドチック
↑ 咲き進んだホーランドチック ↓ ホワイトトライアンフェター
<八重咲き>
↑ マウントタコマ(白の八重咲き)とクイーンオブナイト
↑ ダブルネグリッタ(紫色の八重咲き)とシャーリー ↓ マウントタコマ
↑ ベルエポック ↓ チャーミングビューティ
↑ センシュアルタッチ(フリンジ八重咲き) ↓ 八重咲きミックス(名前不明)
このチューリップはまるでバラかボタンのような花の咲き方で、とても豪華です。
<枝咲き> 1つの茎に複数の花を付けます。
↑ フロレッティ ↓ キャンディクラブ
<原種チューリップ>
↑ ブライトジェム ↓ ペパーミントスティック(2色咲き)
↑ リジー ↓ 八重枝咲き原種チューリップ・名前不明
<チューリップの寄せ植え>
チューリップはたくさんの色や咲き方など種類も豊富で、楽しみの多い植物です。私は毎年、自分の好きなチューリップはもちろん、色の変わったもの、咲き方の変わったものなど珍しいチューリップをたくさん秋のうちに植えこんで花の時期を待っています。今年も花がたくさん咲き、十分にチューリップを楽しむことができました。
チューリップは「世界で最初の花屋さんの花」と言われ、17世紀のオランダでは1つの珍しいチューリップの球根に家1軒分のお金を投資するほどの高値がつくチューリップバブルと言われた時代があったそうです。昔から親しまれ楽しまれて来たチューリップですが、今年はコロナの影響で観光客が来ないようにと、せっかく咲いたチューリップの花を全部刈り取った所もあるとか・・・・。悲しい出来事です。バラ園でもつぼみを摘み取っている所があると聞きました。コロナの影響で自粛自粛の時だからこそ、お花が1番の慰めになるはずなのに、それが人の蜜を作る原因になるなんて、なんて皮肉なことでしょう。
普通にお花を愛でる事ができるようになることを、ただただ願うばかりです。