今年は本当によくホヤが咲きます。3月の終わり、5月の初めと終わり、7月の初め、8月の初めと終わり、そして今回です。お彼岸の頃からホヤが6種類咲いています。そのうち3種類はカルノーサの仲間です。
↑ カルノーサ・パーフェクトグリーン(サクララン) 私の1番好きなホヤです。サクラランと言うこのカルノーサを指すことが一般的です。
↑ ↓ カルノーサ・パーフェクトグリーン(室内で咲いたカルノーサ)
同じパーフェクトグリーンでも日当たりが違うと花の雰囲気も違ってしまいます。パーフェクトグリーンは、今回は6回目の開花ですが、大株が2株(窓際と室内)あるのでしょっちゅう咲いているイメージがあります。
↑ ↓ カルノーサ・パープル 名前の通り紫がかった花を咲かせます。
カルノーサは変異が多く、パープルはパーフェクトグリーンと葉は同じですが、花の色のピンクが濃いです。今回で4回目の開花です。
↑ カルノーサ・バリエガータ・リップカラーの花 ↓ リップカラーの葉
パーフェクトグリーンの葉にクリーム色の斑が入ったものをバリエガータと言い、その斑がさらにピンクや赤味を帯びたものをリップカラーと言い、花も赤味を帯びます。
↑ リモニアカ 今回3回目の開花です。カルノーサは小さな1つの花が2㎝ぐらいありますが、リモニアカはその半分ぐらいです。内側の花がとても可愛いです。
↑ クミンギアナ 今年初めての開花です。内側の赤い花がゼリーのようにツヤツヤしています。
↑ 天の川・織姫 今回2回目の開花です。8月の初めに咲いた時はもっとたくさんの花を付けましたが、咲く前につぼみのまま落ちてしまいました。この織姫は葉が斑入りですが、斑の入っていないものもあり、彦星という名前です。私は彦星を持っていないので、花が同じかどうかは分かりません。ホヤはほとんどツル状に伸びるのですが、この天の川は木立性です。珍しいタイプです。
さすがに秋も深まり、気温が下がって来ているので、ホヤの開花も今回が最後になるような気がします。今までホヤの開花は年に1回か2回だったのに、今年は開花シーズンが7回も訪れ、堪能できました。