今年は例年にないスピードでサクラが咲きました。観測史上最速の早さだったそうで、平年並み（平年値）と言う言葉がありますが、平年値を遥かに超えています。平年値とは過去３０年間の平均値のことを言い、１０年に1度更新されるそうです。今年はその更新の年に当たり、１９９１年から２０２０年までの平均値をこれから１０年間平年値として使うそうです。水戸の年間平均気温は前回に比べ１３,６℃から０,５℃上がり１４,１℃に、サクラの開花日は４月２日から３月３０日へと３日早くなったそうです。以前は入学式の頃にサクラが咲くイメージでしたが、今は３月中に咲くのが当たり前になってしまいました。次の更新時にはもっと早いのでしょうね。
コロナ感染が心配でお花見は控えていたのですが、車の中から見るのなら大丈夫と思い、土浦の叔父お薦めのつくばの農林さくら通りへ、お花見ドライブに出かけました。農林さくら通りはつくば研究学園都市の中にあり、農業関係の研究機関が並ぶ全長約１,５㎞のさくら並木です。ソメイヨシノが満開を迎えていました。たくさんの人が桜の下を歩いていました。車の中から時には車を止めて、サクラを眺めたり、写真を撮ったりしながら、並木道を車で２往復してきました。
短時間ではあったけれど、久しぶりのお花見は心を浮き立たせてくれました。行き帰りにも何本か満開のサクラを見かけました。元気をもらって、また庭仕事に励めそうです。
土、日と雨の予報で、花散らしの雨となりそうです。
