今日8月23日は、二十四節気の一つ、処暑(しょしょ)です。「処」とは「止まる」、「留まる」、という意で、暑さが収まることだそうです。8月も後半になると日中は相変わらずの残暑が続きますが、朝夕は暑さが収まり、過ごしやすくなってきます。このころになると台風が発生しやすくなるそうですが、さっそく日本の近くでは2つの台風が発生したそうです。日本からは離れているので、直撃はないようです。
今、まつこの庭ではつる植物のセンニンソウとボタンヅルの花が真っ盛りです。
↑ センニンソウ ↓ ボタンヅル
センニンソウもボタンヅルもキンポウゲ科の木質のつる植物で、日本に自生する原種クレマチスの一つで、8~9月にどちらも白い花を咲かせます。見た目は同じように見えます。遠くから見ても、
↑ センニンソウ ↓ ボタンヅル
白い花が咲いているというぐらいしか分かりません。どちらかというとセンニンソウの方が花を密に付けている印象はあります。花を近くで見ると、
↑ センニンソウ ↓ ボタンヅル
どちらも白い花弁のようなものが4枚ありますが、ガクだそうです。真ん中にめしべがあり、その周りを多数のおしべが取り囲んでいます。ボタンヅルのおしべの方がやや長いようです。決定的に違うのが葉です。センニンソウの葉は丸く、
ボタンヅルは名前の通り、ボタンの葉に似ています。
私の庭にセンニンソウとボタンヅルの2種類があることが分かったのは、ブログに載せるのに図鑑で調べていたら、センニンソウとボタンヅルが並んでいて、それで気が付いたのです。この2つをすぐ区別できる人は植物学者か、よほど植物好きな人ではないでしょうか。
私の庭では他にもこんなつる植物が花を咲かせています。
↑ クレマチス・ダークアイ 春の花に比べて小さいです。
古い洋服ハンガーを利用して、麻ひもを張って、アサガオなどのつる植物をスクリーン仕立てにしています。2つあって、1つ目です。
↑ 西洋アサガオ・スプリットペタル ↓ スプリットペタルの一重咲き
スプリットペタルは普通八重咲きですが、同じ株に一重咲きが咲くことがあります。
↑ バタフライピーの白花 ↓ バタフライピーの普通の花
バタフライピーの花が白ばかりだったので、後から普通の青花のバタフライピーの苗を買って、植えました。
白花に種ができました。来年蒔くと何色になるのか、ちょっと楽しみです。白と青と2種類咲くと楽しいですよね。
2つ目のスクリーン仕立てです。葉ばかり茂って、なかなか花いっぱいになりません。花いっぱいになる前に秋が来てしまいそうです。
日本ではアサガオブームが3回あったそうですが、この団十郎は明治時代に起こった第3次ブームの時の大輪アサガオの一つで、色が茶色の珍しいアサガオです。
マンデビラもいくつか花を咲かせています。
マンデビラはブラジルなど熱帯アメリカ原産で、日本ではサマードレスとかサマーパラソルの名で流通しています。冬越しのことを考えて鉢植えにしているせいか、ツルがあまり伸びず、花もあまり咲きません。
コロナ感染者がまた増えているそうですが、10万人当たりの感染者数は西高東低で、上位を九州や四国の県が占め、下位は関東地方が占めているようです。こればかりは下位の方がいいですよね。夫が4回目のワクチン接種をしました。3回はファイザーで副反応はほとんどなかったのですが、4回目はモデルナなので、副反応が心配です。岸田さんが4回目のワクチン接種をしてすぐに感染したので、効果を疑い、4回目を接種しない人が増えるのではないかと懸念されているそうです。