今日4月5日は二十四節気の一つ「清明」です。清明とは、万物が清らかで生き生きとした様子を表す「清浄名潔(せいじょうめいけつ)」という言葉を訳した晩春を表す季語だそうです。このころになると、青く澄んだ空のもと、草木が芽生え、花が咲き、鳥や蝶が舞い、あらゆる命がキラキラと輝きます。
今回はまつこの庭で咲いた椿の花の5回目です。
地植えにしてある椿は今冬の厳しい寒さでつぼみがだいぶ痛み、かろうじて残ったつぼみが花を咲かせています。
↑ ↓ 雪乙女
↑ ↓ 名前不明の斑入り八重咲き椿
この椿は私の庭に古くからある椿で名前は分からないのですが、いろいろ調べてみたところ白の斑入りで八重咲き、花の咲く時期などから岩根絞りではないかと思います。
↑ 洋椿・トムタム ↓ 洋椿・キティ
トムタムもキティも洋椿にしては珍しく小輪ですが、千重咲きで縁取りが入ったり、ピンクのぼかしが入ったりして華やかです。
↑ いろり火 ↓ クジャク
温室やビニールハウスに入っている椿は、遅咲きのものも一斉に花を咲かせてしまいました。
↑ 愛宕(あたご) ↓ 百合絞り
↑ 夢 ↓ 仙人卜判
↑ 王昭君(おうしょうくん) ↓ 津川絞り
↑ 初瀬山 ↓ くす玉
↑ 菱唐糸 ↓ プリンセス・雅子
↑ ↓ 洋椿・ハワイ
ハワイはピンク色を主体にしたボタン咲きですが、花弁の縁は淡黄緑や白の覆輪が入り、しかもギザギザになっていて、まるでカーネーションの花のようです。
↑ 黄一重咲き・こがねゆり ↓ 黄千重咲き・かぎろひ
↑ ↓ 黄八重咲き・黄の旋律
黄色の花を咲かせる椿の多くは中国の椿・金花茶と交配したものが多いですが、つぼみのうちは黄色でも、開花すると白っぽい黄色に変わってしまいがちです。黄の椿の中でもかぎろひは黄色が濃いほうだと思います。
例年なら4月いっぱいは椿の花を楽しめるのですが、今春は気温が高い日が続いて、10日から2週間ぐらい先に花が咲き進んでいるような感じがします。ツバキのシーズンも早く終わりそうです。
ブログを始めてから今年の4月でまる7年になり、8年目に入りました。義母の介護が終わり、時間に余裕ができたので、庭に咲く花の記録を・・・と思い、始めました。3,4日に1回の更新ですが、よく続いたと思います。庭作業と同時進行なのが良かったのか、庭の花だけでなく、お花見に出かけた時の記事なども載せるようにしたのが良かったのかも知れません。パソコンに疎い私なので、写真と文章をアップすることしかできませんが、時々頂く☆やコメントが励みになっています。ありがとうございます。
またお付き合いいただけるとうれしいです。