まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

今日は節分

 今日2月3日は節分です。明日は立春、暦の上では春になります。

 私の庭でもスイセン福寿草オオイヌノフグリホトケノザなど春の花が咲き始め、少しずつ春に近づいていることを感じます。

 節分は季節を分けることを意味し、各季節の始まりである立春立夏立秋立冬の前日のことを言います。節分は平安時代ごろに中国から伝わって来たと言われ、季節の変わり目には邪気(悪いもの、病気など)が現れ易いとされ、その象徴が鬼で、豆をまいて鬼を追い払い、よいもの(福)を呼び込むと言う習わしであったようです。節分は1年に4回ありますが、江戸時代以降は、旧暦では立春が一年の始まりであったことから大切にされ、節分と言うと特に立春の前日を指すことが多くなったそうです。今でも節分と言うと、2月の節分の日に豆まきや恵方巻を食べるということが習わしとして残っているようです。

 また節分は土用の最後の日も表します。土用と言うと7月の終り頃の土用の丑の日を思い浮かべると思いますが、土用も節分と同じように年に4回あったそうです。立春立夏立秋立冬それぞれの直前18日間のことを土用と言い、冬土用、夏土用、秋土用、春土用と言うそうです。土用は季節の変わり目で、ちょうど体調を崩しやすい時期であり、滋養のあるものを食べることが推奨されたようです。特に夏土用は最も体調を崩しやすい時期なので、今でもうなぎを食べて精をつける風習が残っているようです。

 今年の冬土用は1月18日から2月3日でした。最近はスーパーなどのチラシにも「冬土用の未(ひつじ)の日には『ひ』のつく食べ物や赤い食べ物を食べよう」と載っています。ひの付く食べ物はヒラメやヒジキ、赤い食べ物はトマトやリンゴだそうです。夏土用だけでなく冬土用も注目されるようになったようです。(単に商魂たくましいだけかもしれませんが・・・・・。)

 明日は立春とは言え、今朝私の家の軒下で-8℃で、今シーズンの最低気温でした。一昨日は日中20℃近くまで気温があがり4月の陽気だったのに、昨日は日中5℃で、寒い一日を過ごしました。暖冬とは言え、まだまだ気温が上がったり下がったりのジグザグ天候が続くようです。そんな中でも毎年立春の頃になると、私の庭に真っ先に春を告げるかのように咲き始める八重紅枝垂れ梅が、2輪、3輪と咲き始めました。

 週末からまた湾岸低気圧が発生し、雪が降るという予報が出ています。前回の雪予報は私の住む地域では空振りでしたが、今回はどうでしょうね。大きな被害が出ない事を願っています。