3月になってから4回も南岸低気圧が発生し、その影響の寒さや雨で、冬に逆戻りしたような天候が続きました。明日からは春らしい日が続くそうです。
花屋さんやガーデンセンターに今並んでいる春の花と言えば、オステオスペラマムやローダンセマムのカラフルな花です。名前の最後にマムが付くように、どちらもキク科の植物で、比較的新しい花です。
↑ オステオスペラマム ↓ ローダンセマム
オステオスペラマムは、別名アフリカキンセンカ、アフリカンデージーと呼ばれるようにアフリカ南部原産の半耐寒性の宿根草です。暑さ寒さに弱く耐寒温度は-5℃程度だそうです。日本へは約50年前、1970年代初頭に入って来たそうです。花色は紫、白、ピンクなどが中心だったそうですが、近縁種の黄色の花を咲かせるディモルフォセカとの交配で、黄、オレンジ、赤などの花も作出されたそうです。一重咲きが一般的ですが、八重咲きも出回っています。
↑ ブルーアイビューティ(一重咲き) ↓ ブルーベリーシェイク(半八重咲き)
半八重咲き(アネモネ咲き)がかわいいので、そればかり集めてしまいました。
↑ ベリーホワイト ↓ ナヌーク
↑ バナナシェイク ↓ シルバー
ローダンセマムは、北アフリカ、スペイン原産で、原産地に因みモロッコデージーの名もあります。岩場に自生しているので、暑さには弱いですが、寒さには強く-10℃程度の耐寒性があるそうです。
マーガレットの花に似ていますが、
マーガレットより耐寒性があり、戸外でも越冬できるそうです。葉もマーガレットに似て切れ込みのある形をしています。
花の無い時もシルバーリーフとして楽しめます。以前ギャザリングでリーフとして使ったことを思い出しました。
色は白、クリーム色、ピンク色など淡い色中心ですが、最近は色の濃いものも出てきたようですが、花が咲き進むと白っぽくなってしまいます。
↑ ↓ ピンクエルフ
↑ アプリコットジャム ↓ ムーン
↑ ↓ アフリカンアイズ
↑ マーズ
ローダンセマムがいつごろ日本へ入って来たのか調べてみたのですが、分かりませんでした。オステオスペラマムよりは後のようです。
オステオスペラマムもローダンセマムも夏の暑さには弱く、夏越しに成功したことがなく、私の庭では春だけの一年草扱いです。キャンバスプランターや花車に入れて楽しんでいます。
先日突然回転性のめまいが起き、今まで経験したことの無いあまりの超高速回転に救急車を呼ぶかどうか迷いましたが、3時間ぐらいで治まり、ほっと一安心しました。病院で診てもらうと、どうも上を見上げての高い所の慣れない作業のせいだったようです。隣から苦情が来ないうちにと思い、高枝ばさみや高枝のこぎりを使ってスモークツリーやユズの木の枝の剪定をしたことが原因だったようです。お医者さんに年を考えて、専門家に頼みなさいと言われてしまいました。自分では年だ年だと言いながら、自覚が足りなかったようです。めまいが治まっても何となく調子が悪く、ブログ更新が遅れました。(心配おかけしました。)
※ オステオスペラマムをオストオスペラマムと間違って表記していたので、訂正しました。オステオスペラマムを栽培していた花農家さんからご指摘頂きました。ありがとうございました。