冬将軍が駆け足でやってきました。まだ11月だというのに、天気予報では、12月を通り越して年末・年始の寒さだとか1月下旬の気候だとか連日言っていますが、朝晩が特に寒いですね。氷も何回もはりました。季節は1か月先を進んでいるようです。
「まつこの庭」は晩秋というより、もう初冬の庭ですね。
↑ ↓ 大豊作のユズ
↑ 不作の福来(フクレ)ミカン
実ものは豊作、不作が1年おきと言われますが、去年は不作の年でした。ユズは不作でしたが、フクレミカンは大豊作でした。したがって、今年はユズは豊作、フクレミカンは不作と言うわけです。フクレミカンは七味唐辛子に入れると味がよいというので、たくさんの人にあげました。枝ごと折ってあげるほどでしたが、今年は数えるほどしか実がなりませんでした。
カラスウリもツルウメモドキも、「まつこの庭」では所かまわず芽を出して、爆発的に増えます。夏の間は手こずらされますが、秋になるとかわいい実をつけて楽しませてくれます。リースを作るのに欲しいと言って、持ち帰る花友もいます。
↑ ドウダンツツジの紅葉 ↓ マンサクの黄葉
↑ ↓ キク
↑ キク ↓ ウインターコスモス
このウインターコスモスは、つるバラのアイスバーグを這い上って1.5メートル位の高さで花を咲かせています。鮮やかな黄色の花が目を引きます。
↑ ブルークローバー ↓ ヒメツルソバ
バラの木の下の陽だまりで咲くかわいい花たちも、あと2、3回寒さがやってくると枯れてしまうでしょうね。
もうすぐ12月、霜枯れの「まつこの庭」は寂しくなりました。これからの季節は、枯れた草花の処分やつるバラの剪定や誘引などで忙しくなります。庭仕事に休みはないのです。むしろこの時期は、あとからあとから出てくる雑草に追いかけられるという心配はないので、気長に仕事ができるというメリットがあります。
そして何よりこれからの時期は、ランやクリスマスローズの開花シーズンなので、楽しみの方が多いくらいです。庭は寂しくても、軒下や温室の中は賑やかになります。