晩秋から初夏まで約半年間も玄関前を彩ってくれるのは、花期の長いビオラやパンジーです。ビオラとチューリップで寄せ植えを作るのが、秋のお楽しみです。
ビオラとパンジーの違いは花の大きさです。ビオラとパンジーはどちらもヨーロッパに自生するスミレの野生種から育成され、大輪のものをパンジーと呼び、小輪で株立ちになるものをビオラと呼んで区別したようです。花径3㎝以下をビオラ、それ以上をパンジーと区別したようですが、現在はこれらが複雑に交配された園芸種がたくさん作られ、区別するのが難しくなっているそうです。パンジーのことを昔は3色スミレと呼びましたが、最近は色も咲き方も複雑になってきていて、「えっ!これがパンジー(ビオラ)?」と思わされるものも出て来ています。アンティークカラー、ニュアンスカラー、フリル咲き、八重咲きなどです。
私はパンジーよりビオラが好きです。小さな花をたくさん咲かせ、寒さに強いように思うからです。
↑ アンティークカラーのビオラの寄せ植え ↓ ビオラ3色のリース
花弁の1つが本当にゾウの鼻を思わせます。植えこんだ時は白でした。
↑ 花ろまん・雪うさぎ ↓ ライジングアイス
このライジングアイスは今年初めて登場したストライプもようのビオラです。
↑ ↓ ブラックパール
↑ テラコッタ ↓ ももか・ゆうやけ
↑ ステラブルー
↑ ↓ 森のピュアリー(色幅があります。)
↑ マリアの微笑み ↓ シュガーラビット
↑ 春ららら ↓ パピヨンワールド
このウサギビオラは花径が4,5㎝ありますが、その半分の大きさの極小輪ビオラ、リトルコニーシリーズが出ています。小さな花をたくさん付けて本当にかわいいです。
ウサギ形でない他の極小輪ビオラもあります。
花友から黄色の大輪(花径7㎝)の濃淡のパンジーをもらったので、モルフォと寄せ植えしました。モルフォはモルフォ蝶をイメージして名付けられたそうです。
同じようにビオラのモルフォと黄色と水色のビオラで寄せ植えをしました。
モルフォの小輪ビオラも出ています。
↑ 小輪ビオラ・サンベリーナ・プチモルフォ
↑ 極小輪ビオラ・花ろまん・プチプチパープルウイング
↑ ↓ フリル咲きビオラ・ミルフル
↑ ↓ フリル咲きビオラ・ミルフル
↑ ↓ パンジー・虹色スミレ
↑ ↓ 八重咲きパンジー・ファビュラス
珍しい花、形の変わった花、新しい花大好き人間の私は、見ると欲しくなります。その結果自分の手に負えないほどたくさんの花を抱え込むことになります。ブログに写真を載せながら自分でもよくもまあこんなに集めたものだと呆れてしまいました。
先日花木センターで今話題のフリル八重咲きパンジーのドラキュラを見ました。普通のブランドパンジーの2~3倍の値段が付いていましたが、みんながさんざん選んだ残りの株という感じだったので、買うのは止めました。高いお花を買うのですから、ずらっと並んだ中から選びたいですよね。同じくフリル八重咲きのパンジー・アントワネットも写真でしか見たことがないので、是非実物を見たいものです。