連日熱海の大惨事のニュースで心を痛めていましたが、今度は鳥取や島根で豪雨だとか、大惨事が起こらない事を願うばかりです。
夫がやっと1回目のコロナワクチンの接種ができました。私より感染リスクの高い夫が無事1回目を終り、ホッとしているところです。私はあと1か月待ちます。ワクチンの供給が滞っているということなので、接種が受けられるかどうかちょっと心配です。
今回はまつこの庭で咲くユリです。
↑ コンカドール ↓ ホワイトアイズ
ユリは北半球の亜熱帯から亜寒帯に約100種が自生しているそうです。
日本には14種の原種が自生し、ヤマユリ、ササユリ、ヒメサユリ、タモトユリ、ウケユリ、スカシユリの6種が日本固有種で、エゾスカシユリ、クルマユリ、テッポウユリ、オニユリ、コオニユリ、ヒメユリ、スゲユリ、カノコユリの8種は、日本から中国大陸、朝鮮半島、台湾にかけて自生しているそうです。
ユリもアジサイなどと同様に、ドイツの医者シーボルトが祖国に持ち帰り。ヨーロッパに広め、品種改良され、花がより大きく豪華になって里帰りした植物として有名です。
ユリは6月頃から咲き始めますが、一番早いのがスカシユリの仲間、次にテッポウユリの仲間、7月頃にヤマユリの仲間、カノコユリの仲間、8月頃のタカサゴユリの仲間と3カ月ぐらいにわたって花を繋いでいきます。
まつこの庭には以前はいろいろなユリがたくさんあったのですが、ユリの花の時期にシンクイムシやカタツムリの被害が多く、たくさんのユリがダメになったので、ユリ栽培は諦めました。今あるユリは少しですが、それもカタツムリに食害されて花弁がボロボロです。
↑ スカシユリ・名前不明 ↓ オリエンタルハイブリッドリリー・名前不明
キレイに咲いたと思っても、写真に撮るとやっぱりどこか食害されています。どなたか、カタツムリの特効薬を知っていたら、教えてください!!
今の時期盛りを迎えているユリは、日本の原種ユリのヤマユリやササユリ、カノコユリなどをもとにして交配されたオリエンタルハイブリッド系のユリです。一番有名なのが、カサブランカです。カサブランカはバブルの頃、オランダで作出され、年末にオランダから空輸されたカサブランカが1本3000~4000円の値が付いて、飛ぶように売れたそうです。
私の庭ではカサブランカはまだつぼみですが、このカサブランカが元になって作出されたユリがいくつか咲いています。
↑ ↓ コンカドール(黄カサブランカ)
↑ ↓ ホワイトアイズ(八重カサブランカ)
オリエンタルハイブリッドリリーですが、カサブランカ系ではないようですが、色が変わって行くユリがあります。カメレオンです。
咲き始めは白に赤いピコティ(縁取り)ですが、咲き進むと、
全体的にピンクになります。更に咲き進むと赤くなります。
まだ赤くなるほど咲き進んではいません。咲き進むにつれ、色が変わって行くので、カメレオンという名がついたようです。昨年初めて育てたのですが、ホームセンターで色移りするユリだとは知らずにお買い得値段なので買ったのです。花が咲いてビックリ、色移りする珍しいユリだったのです。しかも、ユリの香りは私にはきつすぎて好きではないのですが、このカメレオンはほとんど香らないのです。珍しい色、優しい香り、安価で、一石三鳥のユリです。
まだカサブランカやアジアンテックハイブリッド(スカシユリの交配種)系のユリが咲いていないので、カタツムリのごちそうにならないように気を付けようと思います。