9月ももうすぐ終わり。9月いっぱい出ていた緊急事態宣言も解除されそうです。日常生活が少しずつ戻りそうです。
今回は、今まつこの庭で咲いている秋の山野草です。
シュウメイギクはキンポウゲ科の多年草で、古い時代に中国から渡来したものが野生化したそうです。漢字で書くと秋明菊の通り、秋に菊の花に似た花を咲かせることに由来するそうです。英名はジャパニーズ・アネモネで、植物学者のツンベルグが、この花を最初に日本で見つけたからなのだそうです。
↑ ↓ シュウメイギク・ダイアナ
私の庭では8月からこの濃いピンク色のシュウメイギク・ダイアナが花を咲かせ、今真っ盛りで、やはり8月から花を咲かせているシュウカイドウと共に、庭のあちこちにピンク色の固まりを作っています。
↑ ↓ シュウカイドウ
シュウカイドウは、中国、マレー半島原産で、シュウカイドウ(ベゴニア)科の多年草で、日本には江戸前期に渡来したそうです。漢字で書くと秋海棠の通り、春に咲く海棠の花に似ているのでこの名があるそうです。
ヤブランはユリ科の植物で、花がランの花に似ていることから藪に咲くランと言うことで、この名があるそうです。
↑ ミズヒキ ↓ 斑入り葉ミズヒキ
ミズヒキは、タデ科の多年草で日本全国に自生しています。細い花穂を上から見ると赤く、下からは白く見えることから、紅白の水引にたとえ、この名があります。
私の庭には斑入り葉で白いミズヒキもあります。
↑ 斑入り葉白ミズヒキ ↓ カントウヨメナ
カントウヨメナはキク科の多年草で、薄紫色の花を付け、関東以北に自生し、中部地方以西に自生するのがヨメナだそうです。
↑ マルバルコウソウ(ヒルガオ科の植物で、江戸末期に渡来) ↓ ヤブマメ
ヤブマメはマメ科のつる植物で1年草です。花は薄紫色で可愛いのですが、生育旺盛で他の植物に絡みつく厄介者です。マルバルコウソウと共に私に庭では困りものの植物です。
↑ イタドリの花 ↓ 白ハギの花
↑ シオン ↓ キバナコスモス
↑ フジバカマ キク科の多年草で、中国原産、奈良時代に渡来したといわれています。わたしの庭には白花もありますが、まだ咲いていません。
↑ ユーパトリウム・セレスチナム(青色フジバカマ) ↓ アオジソの花
↑ アキギリ ↓ キバナアキギリ
アキギリはシソ科の植物で、春に咲く桐の花に似ているので、秋に咲く桐の花の意で、この名があります。日本原産で、学名がサルビア・ニポニカなので、日本の原種サルビアと言われます。白やピンクもあり、これから咲くと思います。
今週末、「大型で非常に強い台風」台風16号が関東地方に接近するそうなので、ちょっと心配です。