急激に冷え込みました。昨日の朝、今朝は私の家の軒下で9℃でした。長期予報では、10月は例年より気温が高めの予想だったので、ちょっと楽観視していました。例年なら9月中にはラン類を温室に取り込むのですが、今年は10月の半ばごろで大丈夫だろうと思っていたのです。それでもここ何日かは何だか長期予報とは違うなという印象があり、一昨日カトレア類だけは温室に取り込みました。正に虫の知らせで、翌日の朝は9℃まで気温が下がり、ギリギリセーフでした。慌てて暖房を入れる準備をしました。何が起こっても不思議ではないと言われながらも、何となく長期予報を信じてしまっていました。昨日、今日と2日がかりでシンビジュームも温室へ取り込み、ちょっと一安心です。
今回はまつこの庭で咲き始めた秋の山野草です。
一番の盛りはシュウメイギク・ダイアナです。このシュウメイギクは私の湿り気の多い庭と相性がいいらしく、とにかく増えます。庭のあちこちにピンクの固まりができています。
↑ ダイアナとシソ ↓ ダイアナと白花ミズヒキ
↑ 名前不明の大型のシュウメイギク ↓ シュウメイギク・ぎおんまつり(小型)
シュウメイギクは、名前にキクがあってもキク科ではなく、中国原産のキンポウゲ科の多年草です。古くに日本へ渡来したそうです。
夏から咲き続けているのがシュウカイドウです。
シュウカイドウも中国原産の多年草です。このシュウカイドウもよく増え、庭のあちこちにピンクの固まりを作っています。シュウメイギクと共に秋のピンクの庭を作っています。白花のシュウカイドウもあります。
↑ リンドウ ↓ ワレモコウ
↑ イタドリの花 ↓シモバシラの花
↑ 白ハギ ↓ ハギ・エドシボリ
シモバシラとエドシボリは7月に咲いて、今回2回目です。
↑ ノコンギク このノコンギクは7月にさいたものとは違い、私の庭に自生しているものです。色が淡い紫です。
↑ ↓ シオン
↑ ↓ アキギリ
↑ 赤ジソの花と実 ↓ 青ジソ(オオバ)の花と実
私の庭では毎年シソはこぼれ種から育ちます。雑草防止に一役買っています。
↑ ヤブマメの花 ↓ スズメウリの実
↑ ミズヒキ
↑アキギリ(ピンク)とミズヒキ(赤) ↓ コリウスと白花ミズヒキ
ミズヒキはタデ科の多年草で、日本全土に自生します。細い花穂を上から見ると赤く、下からみると白く見えることから紅白の水引に例えてこの名があります。私の庭には昔からあり、花が普通の紅白のものと白のものの2種類があります。葉も緑一色のもの、タデ科特有のV字型の赤い模様入りのもの、白い斑入りのものと3種類あります。しかも斑入り葉のものはほとんどが白花ですが、普通の花が咲くこともあります。これも増えすぎて困るほどですが、特に斑入り葉のものは雑草防止にはもってこいです。
急激な温度低下にこたつが恋しくなってきました。ついこの前まで、熱中症に気を付けなくちゃと思っていたのが嘘のようです。あまりに大きな寒暖差に、老いた体は悲鳴を上げています。