今年はホヤの花がよく咲きました。1回だけのものもありますが、中には2回目、3回目と花を見ることができたものもありました。
今回は9月から10月にかけて咲いたホヤの花です。私の温室で初めて咲いたホヤが2つあります。ゴールデンアイとクローニアシルバーです。
↑ ↓ ゴールデンアイ
ゴールデンアイは17~20㎝ぐらいある大きな葉を持っています。花を見るまではどんなにか大きな花が咲くのではないかと楽しみにしていましたが、咲いてみると1つの小さな花は1㎝にも満たない小さな白い花でした。外側の花弁が反り返っているので、余計に小さく見えます。たくさん咲けばそれなりに見ごたえはあると思います。
↑ ↓ クローニアシルバー
クローニアシルバーは葉が4㎝程度でもともと小さいので、大きな花は期待していませんでしたが、咲いてみるとやはり小さな白い花でした。ゴールデンアイの花より更に小さく、花はカーテーシーやラクノーサとそっくりです。
↑ カーテーシーの花 ↓ ラクノーサの花
クローニアシルバーとカーテーシーとラクノーサの花を比べると全く同じと言ってよいほど似ています。葉は少し違います。
↑ クローニアシルバーの葉 ↓ カーテーシーの葉
↑ ラクノーサの葉
葉はクローニアシルバーは4㎝、カーテーシーは3㎝程度とやや小さいですが、形と模様がそっくりです。ラクノーサも4㎝程度ですが、形が全く違います。
↑ ↓ カルノーサ・コンパクタ
↑ ↓ カルノーサ・コンパクタ
カルノーサ・コンパクタはたくさん株があるので、しょっちゅう咲いています。株によって、微妙に色や咲き方が違います。1つの小さな花は1,2㎝程度です。
↑ ↓ ヘウスケリアナ
↑ ↓ ヘウスケリアナ
ヘウスケリアナは本当に小さな花で、1つの小さな花は0,5㎝ぐらいで外側の花弁はこれ以上開きません。内側の赤い花弁が顔を覗かせているのがチャームポイントです。
↑ 2種類の花を咲かせるプビカリクス
プビカリクス・ロイヤルハワイアンパープルを買ったつもりでいたのですが、この鉢には2種類のプビカリクスが植えられていたようで、違った花が咲きました。
↑ プビカリクス・ロイヤルハワイアンパープル ↓ プビカリクス
この赤い花を咲かせるプビカリクスはスタンダードのものなのか、特別な名前が付いているプビカリクスなのかはわかりません。花の大きさは1,5㎝ぐらいあり、カルノーサと同じぐらいの大きさです。
↑ ザンバレスのつぼみ ↓ 開花したザンバレスの花
ザンバレスの花は0,5㎝程度でとても小さく、花が咲いても外側の花弁と内側の花弁が同色なので、目立ちません。
↑ オブスクラの花 ↓ オブスクラの実
オブスクラに実ができたことを1カ月ぐらい前のブログで紹介しましたが、その実がはじけました。
私はホヤを15年ぐらい育てていますが、ホヤの実も種も初めて見ました。ホヤの種は、綿毛を付けたたんぽぽの種のようです。
気温が下がり、秋らしくなり、さすがにもうホヤのシーズンも終わりかと思ったのですが、まだつぼみをもっているものがあります。これから気温がどんどん下がるので、花が咲けるかどうかはわかりません。咲くことを願いながら、楽しみに待つことにします。