まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

夏の花 2023-5

 もうすぐ9月だというのに、暑さが収まる気配は全く感じられません。それどころか9月半ばまで猛暑が続くとか。台風も次々に発生しています。すべて太平洋高気圧の影響らしいですが、それも海水温度が高いからとか。涼しさが売りの北海道さえ猛暑日を記録する具合ですから、今年の夏はいかに暑いかということですね。観測史上最も暑い夏になるそうです。

 つる植物でジャングル化したまつこの庭では、暑さにも負けず夏の花が元気よく咲いています。中にはつるに覆われて、息絶え絶えの植物もありますが・・・・。

↑ 銅葉サルスベリ・ブラックパール・レッド  ↓ ブラックパール・ホワイト

 サルスベリミソハギ科の落葉小高木です。中国南部原産で、日本へは江戸時代以前に渡来したと言われています。幹は滑らかですべすべした感じがサルも滑りそうだということで、この名があります。また夏から秋にかけてと花期が長く、百日紅(ヒャクジッコウ)の別名もあります。

 ブラックパールは葉が銅色の園芸種で、花色も赤、ピンク、白とあり、花色と葉色のコントラストが絶妙です。私の庭には3色あり、鉢植えにしているのですが、ピンクはまだ咲いていません。

↑ ディランタ・タカラヅカ  ↓ ハイビスカス

↑ バラ・アーグスタルイーゼ  ↓ ミニバラ・グリーンアイス

↑ ↓ ジンジャー

 白のジンジャーは爽やかな心地よい香りがありますが、オレンジ色のジンジャーは色は鮮やかですが、香りはありません。

↑ リコリス・スプレンゲリ    ↓ 福神草とヤブミョウガ

↑ パニカム・チョコラータ(赤い穂)とルドベキア   ↓ キバナコスモス

↑ ↓ ヒャクニチソウ

↑ サンパラソル・アプリコット  ↓ スネールフラワー(ブルースイトピー)

↑ シカクマメの花     ↓ オキナワスズメウリの花

 

↑ フウセンカズラの花           ↓ フウセンカズラの実

↑ ↓ センニンソウ

↑ ボタンヅル   ↓ ベニカナメの木に這い上ったボタンヅル

 センニンソウもボタンヅルもキンポウゲ科のつる植物で、日本のクレマチスの原種です。どちらも花色は白で、見分けがつきませんが、センニンソウの葉はクレマチスの葉で、ボタンヅルは名前の通りボタンの葉に似ているので、区別が付きます。今の時期、車で走っているとこの白い花を見かけますが、道路沿いの野原に多いのがセンニンソウ、林の中などで見られるのがボタンヅルのようです。私の庭では、センニンソウの方が僅かに早く咲き始めます。

 一時期夏なのに(7月の初め頃)秋の花が咲き始めた事がありましたが、その後はそんなことはなく、夏の花が絶え間なく咲いていました。例年ならお盆過ぎに私の庭ではヒガンバナが咲き始めるのですが、今年は一向にその気配がありません。どうしたのでしょう? やっぱり秋は遅れているのでしょうか。