まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

今日は小寒、寒の入り

 今日1月6日は二十四節気の一つ小寒で「寒の入り」です。今日から節分までを「寒の内」と言い、立春に「寒の明け」を迎えるまで、厳しい寒さが続きます。一年中で一番寒い時期を迎え、能登地震の被災者の辛さは想像できないほどです。少しでも早く支援の手が届くことを願うばかりです。

 まつこの庭は霜枯れて花はみられませんが、ソシンロウバイが花の盛りを迎えました。日本スイセンも冬咲きクレマチスもまだ咲いていず、ソシンロウバイが唯一の花で、辺りに香りを放っています。

 ソシンロウバイロウバイ科の落葉低木で中国原産です。日本には江戸時代初期に渡来したそうです。ロウバイは内花弁の元が紫褐色ですが、ソシンロウバイは内花弁も黄色で、ロウバイより花もやや大きいそうです。

 ロウバイは漢字で書くと蝋梅で、名前の由来は、「半透明の蝋細工のような梅のような花を咲かせるから」という説と、「陰暦の12月に当たる臘月に梅の花に似た香りの花を咲かせるから」という説があるそうです。

 中国では、ウメ、スイセン、ツバキ、ロウバイは雪の中でも香りのよい花を咲かせることで「雪中の四花」として尊ばれているそうです。「雪中四友」とも言い、文人画の画題として好まれたそうです。日本では、ロウバイは他の花木に先駆けて新春に咲く香りのよい花が愛され、生け花や茶華、庭木として利用されているようです。

 今朝私の家の軒下で-3℃と冷え込みましたが、例年ー5,6℃になるのに、今年はそれ程の冷え込みは無く、日中は17℃ぐらいまで気温が上がり、4月の陽気だそうです。比較的暖かな寒の入りとなりました。