新年おめでとうございます。
今年はコロナも収束に向かい、穏やかな新年を迎え、楽しいことの多い年になりそうだと期待していました。それにも関わらず、元日の夕方に北陸を襲った大地震に驚くばかりです。震度７の地震で被害も相当出ているようです。被災者の皆様にお見舞い申し上げます。年の初めからこんな災害が起き、今年も前途多難の予感です。
お正月には毎年私の手作りのお正月飾りで玄関前を飾ります。
家の裏の竹林から切ってきた真竹で作った門松風寄せ植えです。
今年で７回目の挑戦ですが、竹をノコギリで斜めに切るのがとても難しく、３本の切り口を揃えるのが、なかなか大変です。３本の竹の長さもきまりがあるようで、７：５：３だそうですが、小さな門松なので私はバランスを見て３本を麻糸で束ねています。松の枝を添え、葉ボタン、ヤブコウジ、スイセン・テタテータ、プリムラ・マラコイデスの鉢を寄せ鉢にし、鶴とならせもちのお正月のピックを添えて完成です。
キャンバスプランターにも門松を入れて飾りました。
キャンバスの中には、鶴のピックを指した門松、スプレー葉ボタン、スイセン・テタテータ、シクラメン３種、白実マンリョウを飾りました。
家の中には自己流の生け花を飾りました。もう３０年ぐらい続けています。
志野焼きの器に松を中心にして、銀竹、銀柳、シンビジューム・いろはいろ、ナンテン、フクレミカンを生けました。
松の枝と銀竹と銀柳は市販のものですが、あとは私の庭から取ってきたものです。温室でその時咲いているカトレアやシンビジュームなどのランを入れるのが私流です。今年はランの咲きが悪く、「いろはいろ」しかなくそれを入れたのですが、やはり華やかさに欠ける生け花になってしまいました。いつもなら年末には庭で咲く日本スイセンもまだつぼみで入れることができませんでした。
今年はコロナも収まり、花友のお庭を自由に行き来したり、お花見したりもできるようになると思います。ギャザリング教室も増えるといいなと思っています。膝の調子がよくなれば、また小さな花旅に出かけられそうです。期待は膨らむばかりです。
今年もまつこの庭で咲く花の様子、花旅の思い出などブログに綴っていきたいと思っています。今年も「まつこの庭」にお付き合いいただけると嬉しいです。
