まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

2023年の年末の庭

 2023年も今日で終わりです。

 今年は10年に1度という大寒波で始まり、春を感じないまま夏に突入し、観測史上記録的な猛暑にみまわれ、11月まで季節外れの暖かさが続き、秋を感じないまま冬を迎えました。12月になっても朝晩は冬並みの気温ですが、日中は例年以上の気温が続いています。地球温暖化を通り越した地球沸騰化と言う言葉が生まれましたが、まさに日本から春や秋が無くなってしまうことの前兆のようです。

 まつこの庭は暑さの影響を受け、多くの花が季節を先取りして咲いたり、時期でもないのに狂い咲きしたり、クリスマスローズなどは枯れるものが多かったり、ランなどは花が咲かないものがあったりしました。庭はカラスウリやカナムグラなどのツタ植物が猛威を振るい、膝痛に悩まされ、草取りがあまりできなかったことも重なり、ジャングル化してしまいました。冬を迎え、霜枯れた庭にカラスウリの赤い実が色どりを添えています。

 木の実や紅葉なども遅くまで残っています。

↑ スモークツリーの紅葉   ↓ カキの実

↑ フクレミカンの実  ↓ ヤツデの花と実

↑ ナンテンの実  ↓ 白実ナンテン

 冬の花も咲き始めました。

↑ ↓ ソシンロウバイ

ソシンロウバイはまだほとんどがつぼみです。葉がまだ残っています。

↑ クレマチス・アンスエンシス  ↓ クレマチス・ウインタービューティー

冬咲きクレマチスは、冬の庭で咲く貴重な花ですが、まだつぼみです。下向きに咲くベル型の花は可愛いです。今夏の猛暑でたくさん枯らしたクリスマスローズにもつぼみが見えてきました。クリスマスローズシーズンもすぐそこです。

 今年1年を振り返ると、ロシアとウクライナの戦争が終わらないうちにイスラエルパレスチナの戦争が始まり、国内では物価の高騰、ジャニーズ問題、車関係の不祥事、政治とお金の問題など暗いニュースが多く、暗く辛い気持ちにさせられることが多かったです。その反面、大谷選手を始めとするWBC、ワールドカップなどスポーツ関係での世界的な活躍、藤井聡太君の八冠達成など明るいニュースも多く、気持ちを明るくし希望を与えてくれました。何より2020年から悩まされて来たコロナが収束し、街に人出が戻ってきたことが嬉しいです。TVのニュースなどで忘年会で飲み過ぎて路上で寝ているサラリーマンの姿や帰省客でごったがえする新幹線ホーム、車の渋滞の様子などを見ると、日本の年末風景が戻ってきたことを痛感します。

 

 今年1年「まつこの庭」にお付き合いいただきましてありがとうございました。

 皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。