今、まつこの庭はつるバラが真っ盛りです。今年は例年になくつぼみをたくさん持ち、花がたくさん咲きました。
↑ ↓ ピエール・ドゥ・ロンサール(フランス産、大輪)
同じピエールでも場所によってはこんなに赤味が強くなります。
↑ ピエール・ドゥ・ロンサール ↓ ブランピエール・ドゥ・ロンサール
ブランピエール・ドゥ・ロンサールはピエール・ドゥ・ロンサールの枝替わりで、色が淡く咲きます。
↑ ↓ リバプールエコー(イギリス産、中輪)
↑ ↓ キング(日本産、中輪)
キングの実生と思われるものがいくつか花を咲かせています。
キングは花径4cmぐらいで、このバラはキングより一回り花が小さく3cmぐらいですが、見た感じがミニキングです。
このバラは蕊が見えるところがキングとは違っていますが、色が似ていて、花径は4㎝で同じぐらいの大きさです。
↑ ↓ ツクシノイバラ(筑紫野茨、日本原種、小輪)
ツクシノイバラはノイバラの変種で、花もノイバラより大きく、色もピンク色で、熊本県地域に自生しています。とても丈夫で庭のあちこちにツクシノイバラの実生と思われるバラが育っています。花柄に細かい毛のようなものが密集しているのが特徴で、すぐ分かります。株によって色が濃かったり、薄かったりしますが、3株あります。実生のバラを見つけるたび開花が楽しみでしたが、ツクシノイバラはとても大きくなるので、これ以上は増やせません。
↑ ↓ 安曇野(日本産、小輪)
安曇野も丈夫なバラで、とにかく大きくなります。安曇野の実生と思われるバラもあります。安曇野は一重咲きですが、
このバラは花弁が10枚の半八重咲きですが、花径は安曇野の花径2cmと同じぐらいです。
↑ ↓ ブリーズ・パルファン(イタリア産、小輪)
↑ シルクロード(日本産、極小輪) 花径1cmぐらいの白い小さな花を付けます。
↑ アンジェラ(ドイツ産、中輪) ↓ 不明(中輪)
↑ ↓ ロココ(ドイツ産、大輪)
ロココはシュラブローズ(木立性のバラ)ですが、日本ではつるバラのように扱われるようです。淡い色でウエーブのかかった花弁がとても優雅な感じです。私の好きなバラの一つです。
先日花友に招かれて、近くに住む花友と一緒に訪れて庭を見せてもらいました。私の草ぼうぼうの庭とは違い、キレイに手入れの行き届いた庭はバラが真っ盛りでした。溢れるように咲くバラはさすがでした。やっぱりいつもよりたくさんの花が咲いたそうです。カメラを忘れたので、写真が撮れず、残念でした。
バラは湿り気の多い私の庭には合わないと思い、諦めていたのですが、それでもつるバラは何とか枯れずに花を咲かせてくれています。冬の剪定や施肥などほとんどできなかったのに、こんなに花を楽しませてくれて、バラに感謝です。