今年は本当にホヤの花が咲きました。3月の終わりごろから12月の初めまで10か月近く繰り返し繰り返し花が咲き、多いものは4回も咲き、ホヤを楽しむことが出来ました。
今年咲いたホヤの花をまとめて紹介します。
☆☆☆ カルノーサの仲間 ☆☆☆
ホヤ・カルノーサは葉の変異が多く、緑1色、斑入り(中と外)、巻いた葉などがあります。花の形は同じですが、色はピンクの濃淡があり微妙に違います。
↑ ↓ カルノーサ・パーフェクトグリーン(葉が緑一色です。)
パーフェクトグリーンは日当たりや個体によって微妙に花色が違います。
↑ ↓ カルノーサ・パーフェクトグリーン
↑ カルノーサ・パーフェクトグリーン ↓ カルノーサ・エキゾチカ(中斑)
エキゾチカは葉の真ん中にクリーム色の斑が入ります。
↑ ↓ カルノーサ・バリエガータ(外斑)
葉の外にクリーム色の斑が入るのがバリエガータです。そのクリーム色の斑がピンクや赤に変わったものが、リップカラーです。エキゾチカやバリエガータはパーフェクトグリーンの花の色とほとんど変わりませんが、リップカラーはややピンクが濃いです。
↑ ↓ リップカラー
↑ リップカラーの葉 ↓ カルノーサ・コンパクタの葉
コンパクタは緑1色、中斑入り、外斑入りがありますが、緑1色のものしか花を付けませんでした。
他のカルノーサの花はフラットに咲きますが、コンパクタの花はやや小さめで、花弁が少しカールしています。 ↑ ↓ カルノーサ・パープル
パーフェクトグリーンと同じ形の葉ですがかすかな銀色の模様があります。花の色が濃いです。
↑ カルノーサ・パープル
☆☆☆ ホヤ・プビカリクスの仲間 ☆☆☆
カルノーサに似た葉を持っていますが、カルノーサより細めの葉で、やはり銀色の模様があります。
↑ ↓ プビカリクス
同じプビカリクスでも上はカルノーサ・パープルに似ています。
↑ ↓ プビカリクス・ロイヤルハワイアンパープル
花弁の表面に産毛の様なものが生えていてベルベットのような手触りです。光の加減で紫色や灰色に見える不思議な色のホヤです。
☆☆☆ ホヤ・カーリー ☆☆☆ ラブラブハートの名で売られています。
↑ カーリーの葉 ↓ 左側カーリー、右側カルノーサ・コンパクタ
☆☆☆ カリストフィラ ☆☆☆
カリストフィラは葉の模様が特徴的で、花の無い時期は観葉植物としても十分楽しめます。
↑ カリストフィラの4回目の花 カリストフィラは今年4回花が咲きました。1回目に比べるとだんだん花の数が増えてきたように思います。
☆☆☆ ホヤ・ラクノーサ ☆☆☆
☆☆☆ リモニアカ ☆☆☆
☆☆☆ ホヤ・天の川 ☆☆☆
↑ 彦星 ↓ 織姫
ほとんどのホヤがツル性なのに、天の川は木立性です。彦星は葉が緑1色に対して織姫は黄色の斑入りです。花はほとんど同じです。
☆☆☆ ホインシュケリアナ ☆☆☆ 花の固まりが1㎝ぐらいの小さな花です。
☆☆☆ 名前不明のホヤ ☆☆☆
温室の中にはまだ1度も咲いた事のないホヤがまだまだあり、咲くのが楽しみです。今年はホヤの当たり年でしたが、来年はどうでしょう。
今日NHKの趣味の園芸でホヤが取り上げられましたが、ほんの数分でちょっとがっかりでした。ホヤはまだマイナーな植物なのでしょうね。