まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

アジサイの花

 まつこの庭は今アジサイが盛りです。昔からあるブルーのアジサイは何株もあるのですが、今冬の厳しい寒さのせいで、ほとんどの枝が枯れて、やっと新芽が伸び始めたところで花は咲きそうにありません。鉢植えのアジサイが花を咲かせています。

f:id:myuu-myuu:20210625162928j:plain↑ 昔からあるピンク手毬咲きアジサイ  ↓ 昔からあるガクアジサイ

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f:id:myuu-myuu:20210625163153j:plain↑ 左下が山アジサイ・伊予獅子手毬、右端がガーデンアジサイスタイリースカイ

 

 今、日本にあるアジサイは大きく5つに分けられるそうです。

 1つ目は、本アジサイで、昔からお寺の境内や農家の庭先などに植えられていたものです。ドイツの医者シーボルトがヨーロッパに「おたくさ」と言う名でアジサイを紹介したことは有名な話ですが、それが本アジサイです。

 私の庭には次の3種類のアジサイが昔からあるので、それが本アジサイではないかと思います。

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 2つ目は西洋アジサイです。日本のアジサイがヨーロッパに渡り、品種改良され日本に帰って来たものです。昭和30年代に山アジサイがブームになる前は西洋アジサイが主流だったようです。オランダで作出されたマジカル・レボリュ―ションは、色が次々と変化することで人気があり、現在の西洋アジサイはこのマジカルシリーズが占めているようです。

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 3つ目は昭和30年代に一大ブームを引き起こした山アジサイです。日本各地に自生しているアジサイが次々に発見され、注目されるようになりました。今でも新しい山アジサイの発見があるようです。

f:id:myuu-myuu:20210625165748j:plain↑ クレナイの咲き始め  ↓ クレナイの咲き終わり

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 山アジサイは、伊予獅子手毬のように手毬咲きもありますが、ガクアジサイが多いようです。ガクアジサイは周りの花弁を装飾花、真ん中の花弁を両性花と言いますが、クレナイは咲き始めは装飾花が白ですが、だんだん赤くなり、最後は真っ赤になります。

f:id:myuu-myuu:20210625165417j:plain↑ ↓ 藍姫(アイヒメ)

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 4つ目はアメリアジサイです。今から30年ほど前に日本に入って来たそうです。あじさい寺を名乗っているところでも最近はアナベルが植えられているのにはビックリです。北米原産でアメリカノリノキの和名があります。

f:id:myuu-myuu:20210625171212j:plain↑ アナベル  ↓ ピンクアナベル

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f:id:myuu-myuu:20210625171419j:plain↑ ヘイズスターバースト(アナベルの八重咲きとか、ガクアナベルとか言われますが、詳しいことは分かっていないそうです。)

f:id:myuu-myuu:20210625171707j:plain↑ カシワバアジサイスノーフレーク  ↓ カシワバアジサイ・ルビースリッパーズ

f:id:myuu-myuu:20210625171854j:plainカシワバアジサイは葉が柏の葉に似ているので、この名があります。ルビースリッパーズは咲き始めは白ですが、だんだん赤くなり、最後は真っ赤になります。

 5つ目は、今最も主流のガーデンアジサイです。西洋アジサイ同士、西洋アジサイと山アジサイを交配してできたアジサイをガーデンアジサイと呼んでいるそうです。以前は母の日のプレゼントはカーネーションが定番でしたが、最近はアジサイが人気だそうです。その中でも、少し前はダンスパーティーでしたが、最近は万華鏡でしょうか。

f:id:myuu-myuu:20210625172828j:plain↑ ダンスパーティー   ↓ 万華鏡

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f:id:myuu-myuu:20210625173115j:plain↑ ピンク万華鏡   ↓ 霧島の恵(四季咲きアジサイ

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f:id:myuu-myuu:20210625173936j:plain↑ ホットレッド  ↓ ブライダルブーケ

f:id:myuu-myuu:20210625173842j:plainブライダルブーケはガクアジサイですが、装飾花も両性花も八重咲きで、豪華です。

f:id:myuu-myuu:20210625174136j:plain↑ 火渡り   ↓ 卑弥呼

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f:id:myuu-myuu:20210625173752j:plain↑ キラキラ星   ↓ ハワイアンブルー

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f:id:myuu-myuu:20210625174404j:plain↑ ↓ 名前不明

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 花にばかり注目していると、枝が斜めになっているのに気づいた時はすでに遅し。茎に粉のようなものが付いています。テッポウムシとかシンクイムシとか言われるカミキリ虫の幼虫の仕業です。茎に入り込み食害されてしまったのです。早ければ、薬剤を注入すれば助かることもありますが、気付いた時は大体手遅れのことが多いです。今の時期、カミキリムシ退治のスプレー缶を片手に庭をウロウロしています。





 

  

 

カールドンと大型宿根草

 やっとコロナのワクチン接種の予約ができました。茨城県は接種率が全国でも43番目、しかも私の住む市は更に遅れている状態です。7月中には終えたいと思ったのですが、ネットで予約の画面に辿り着いた時には、7月はすでに✖ばかり、8月の初めの予約が取れたので、8月中には何とか終えることができそうです。夫はかかりつけの医院(市外)でキャンセルが出たので、7月中に接種できそうです。TVでは、大規模接種会場は予約が埋まらないとか、職域接種が始まったとかの報道があるのに、地域によってずい分と格差があるものですね。何はともあれ、予約できたことで良しとしましょう。

 昨日は夏至でした。夏至の時期は梅雨の期間中なので、雨が降っているせいか1年中で1番長いと言う昼の長さをあまり実感することはなかったのですが、ここ2,3年雨が降っていない事が多く、しみじみと昼の長さを実感できています。そんな天候と関係があるのかどうかは分かりませんが、例年7月過ぎに咲いていたカールドンの花が、ここ2,3年、2週間位早く夏至の時期には咲いています。こんな花です。

f:id:myuu-myuu:20210622135509j:plainジャンボアザミと思って下さい。カールドンの花の大きさは、大人の握りこぶしぐらいです。

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 カールドンは地中海からアフリカ大陸沿岸にあるカナリア諸島が原産地で、草丈が1,5~2m位になるキク科の大型の宿根草です。宿根草の多くは冬地上部が枯れ、地中の根が生き残り、翌春芽を出すものが多いのですが、このカールドンは冬も灰緑色の葉が青々と茂っています。

 和名はチョウセンアザミと言い、ハーブのアーティチョークの原種と言われています。アーティチョーク同様に食べられるとは言いますが、トゲがあるので、食用には不向きに思います。

 私の家の玄関前にあるカールドンは、背丈が2mぐらいあり、茎が3本直立して分岐した茎の先に花を付けます。花が終わると茎は枯れます。9月頃に根元から新芽が出てそのまま冬越しします。私の家を訪れる人は必ずと言ってよいほど冬でも青々している葉に「あれは何?」と興味を示します。それほどカールドンは私の庭で大きな存在感を示していると言えます。

 私の庭には、他にも大型の宿根草がいくつかあります。

f:id:myuu-myuu:20210622142153j:plain↑ アカンサスモーリス   地中海沿岸原産で草丈1,5m位です。例年2m位になるのですが、今年は背丈が低かった分、10本の花茎が上がりました。

f:id:myuu-myuu:20210622142109j:plain↑ ギボウシ・サガエ   背丈は60㎝位ですが、株の横張が直径1mを超えています。花茎は1,5m位あり、薄紫色の花を咲かせています。

f:id:myuu-myuu:20210622142644j:plain↑ オオバギボウシ(ウルイ) 直径1,5m位あり、花茎がたくさん上がっています。同じような大きさのオオバギボウシが3株あります。

f:id:myuu-myuu:20210622142938j:plain↑ 名前不明のギボウシ  背丈が70㎝位あり、横張り径1m位です。青みがかった葉色が変わっています。

f:id:myuu-myuu:20210622143157j:plain↑ インドハマユウ   草丈1m位で横張り径1,5m位です。花色がピンク色のものもありますが、まだ咲いていません。

f:id:myuu-myuu:20210622143517j:plain↑ ジンジャー・オレンジ花  背丈1m位、横張径1m位で細い茎が30本位上がっています。花は夏の終わりごろに咲きます。

f:id:myuu-myuu:20210622143556j:plain↑ ジンジャー・白花  背丈1,5m位、株張り径1m位です。冬越しが上手くいかず、半分ぐらいになってしまいました。花は秋の初めごろに咲きます。

f:id:myuu-myuu:20210622144017j:plain↑ ↓ ガッツアリア  背丈1,5m位、皇帝ダリアと普通種ダリアとの交配種

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f:id:myuu-myuu:20210622144514j:plain↑ 皇帝ダリア  背丈は3~5m位まで大きくなり、花は晩秋に咲きます。

f:id:myuu-myuu:20210622144704j:plain↑ エンゼルトランペット  背丈は今はまだ1m位ですが、2m位まで伸び、夏の終わりごろから秋にかけて3回ぐらい開花します。

f:id:myuu-myuu:20210622144938j:plain↑ ↓ 福神草(フクジンソウ) 

f:id:myuu-myuu:20210622145010j:plain背丈は今は1m位ですが、地植えすると2m位になります。花は7月の終わりごろから咲き始め、10月いっぱいぐらい咲き続けます。

 福神草は地植えしたままでは冬越しできません。福神草の根茎を掘り上げて、地中深く1m位の穴を掘って貯蔵するか、根茎を暖かい温室などに取り込むとかしないと根茎が腐ってしまいます。厳密な意味では宿根草とは言えないかもしれません。

 昔農家だった私の家の庭は無駄に広い(?)ので大型の宿根草は貴重な存在です。雑草防止にも一役買ってくれています。




 

 



 

玄関前のペチュニアの花

 14日に梅雨入りしてからまるで梅雨明けしたような天気が続いていましたが、今日は雨、やっと梅雨らしい天気になりました。連日水かけに追われていましたが、今日はお休みできます。

 初夏から晩秋まで玄関前をコリウスと共に彩るのがペチュニアです。晩春から少しずつ珍しい、変わった花のペチュニアを見つけては植えこんできました。坐骨神経痛が再発してはいけないので、今年はペチュニアを少なめにしようと思っていたのですが、やっぱり見ると欲しくなり、数が増えるばかりです。

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f:id:myuu-myuu:20210619103137j:plainf:id:myuu-myuu:20210619102929j:plain

 ペチュニアはナス科の植物で、和名をツクバネアサガオと言います。ペチュニアはブラジル先住民の言葉でタバコを意味するそうです。煙草の原料となるタバコも同じナス科の植物だそうです。

 1989年にサントリーが日本の高温多湿の気候に適応できるように品種改良した「サフィニア」を発売しました。雨に強いだけでなく、もともとは木立性だったペチュニアを匍匐性に改良し、波のイメージ「サーフィン」とペチュニアを合わせて「サフィニア」と名付けたそうです。雨に強く、波のように広がって咲くサフィニアはヨーロッパでも大人気となり、「ヨーロッパの窓辺を変えた」とまで言われたそうです。

 最近は一重咲きだけでなく、八重咲き、2色咲き、花の大きさも大輪、中輪、小輪、花色も赤、ピンク、白、赤紫、青紫、黒、黄、緑、茶などバラエティーに富んだものが作出されています。ビオラやパンジーと楽しみの多い植物の一つです。

☆☆☆ 大輪咲き ☆☆☆ 花径6~7㎝位

f:id:myuu-myuu:20210619105656j:plain↑ きれいに広がるペチュニア・ラベンダーピンク  ↓ さくらさくら

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 この2つのペチュニアは大きさも色合いもほとんど同じです。さくらさくらの方がやや花が小さいです。さくらさくらは冬を2回越して3年目の株です。今冬は寒さが厳しかったせいか、冬越し出来たのはさくらさくらだけでした。丈夫なのですね。

☆☆☆ 中輪咲き ☆☆☆ 花径4~5㎝位

f:id:myuu-myuu:20210619110522j:plain↑ サフィニアアート・ももいろハート  ↓ サフィニアアート・あずきフラッペ

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f:id:myuu-myuu:20210619110626j:plain↑ サフィニアアート・江戸しぼり

f:id:myuu-myuu:20210619111115j:plain↑ カスディアスーリムマゼンダ(黄の覆輪)  ↓ 名前不明(緑の覆輪)

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f:id:myuu-myuu:20210619111937j:plain↑ ↓ いちまつ

f:id:myuu-myuu:20210619112004j:plainいちまつは青紫色に白の斑入りなのですが、この株は斑があまり入っていません。気温にもよるそうですが・・・・・。咲き始めは黒紫色です。

f:id:myuu-myuu:20210619112633j:plain↑ スーパーチュニア・ビスタ・シルバーベリー    我が家のペチュチュニアでは1番生育が良いようで、大きく広がりたくさんの花を付けています。

☆☆☆ 中輪八重咲き ☆☆☆f:id:myuu-myuu:20210619112952j:plain↑ 花衣・藍染   赤に白覆輪、黒に黄覆輪のものもありますが、この藍染が1番好きです。

f:id:myuu-myuu:20210619112420j:plain↑ ポンポン咲くペチュニア・ブルー  ↓ ぽんぽん咲くペチュニア・イエロー

f:id:myuu-myuu:20210619112458j:plainぽんぽん咲くペチュニアとは言っていますが、株はあまり広がりません。花はほどほどに咲いています。

☆☆☆ 小輪咲き ☆☆☆ 花径3㎝位

f:id:myuu-myuu:20210619113854j:plain↑ スーパーチュニア・ビスタミニ・ピンクスター

f:id:myuu-myuu:20210619113822j:plain↑ スーパーチュニア・ビスタミニ・ブルースター

 スーパーチュニア・ビスタは株が広がり、たくさんの花を付けます。一昨年は冬越ししました。今冬はできませんでしたが。

 ペチュニアは花盛りの時期を過ぎたようなので、切り戻しをしようと思います。梅雨の蒸し暑さを乗り切るためにも大事な作業なのですが、もったいなくてなかなか切れません。

 





 

 

ホヤの花(2)

 関東地方がやっと梅雨入りしました。例年より3週間早いとか、観測史上2番目の早さで梅雨入りしそうだとか騒いでいたのに、足踏み状態が続き、やっと梅雨入り宣言が出たと思ったら、結局は平年より1週間遅れだとか・・・・。まさか梅雨入りが無いと言う事は無いよねとは思っていましたが、今年の梅雨は長いのか、短いのかちょっと
気になるところです。

 今回は私の温室で咲いているホヤです。前回5月初めに紹介してから、つぼみだったものが咲いたり、2回目が咲いたり、初めての種類が咲いたり、変化がありました。

☆☆☆ カルノーサの仲間 ☆☆☆

f:id:myuu-myuu:20210615105338j:plain↑ ↓ カルノーサ・パーフェクトグリーン

f:id:myuu-myuu:20210615105406j:plainカルノーサ・パーフェクトグリーンは葉が緑一色のカルノーサで、大株が2つあるので、しょっちゅう花が咲いている印象があります。

f:id:myuu-myuu:20210615105758j:plain↑ ↓ カルノーサ・バリエガータ

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f:id:myuu-myuu:20210615105934j:plainカルノーサ・バリエガータは葉の外側に白い斑が入りますが、パーフェクトグリーンより花色はいくぶんピンクが濃いように思います。これも大株が2株あるので、よく咲いています。

f:id:myuu-myuu:20210615111325j:plain↑ カルノーサ・エキゾチカ   エキゾチカは葉の真ん中にクリームいろの斑が入りますが、花色はバリエガータとほとんど同じです。これも2株あるのですが、花が咲きにくい感じがします。

f:id:myuu-myuu:20210615111840j:plain↑ カルノーサ・コンパクタの花  ↓ カルノーサ・コンパクタの葉

f:id:myuu-myuu:20210615111807j:plainコンパクタの葉は巻いているのが特徴です。花色は他のカルノーサとほとんど同じですが、花自体がやや小さめです。

f:id:myuu-myuu:20210615112719j:plain↑ ↓ カルノーサ・パープル

f:id:myuu-myuu:20210615112606j:plainパープルは葉色は緑一色で、かすかな銀色の模様が入ります。花色は濃いです。

 ホヤ・カルノーサは葉の変異が多いですが、花の形や色はほぼ同じようです。

☆☆☆ プビカリクスの仲間 ☆☆☆

f:id:myuu-myuu:20210615115940j:plain↑ ↓ プビカリクス

f:id:myuu-myuu:20210615113445j:plainプビカリクスの花はカルノーサ・パープルに似ていますが、真ん中の花が違って、プビカリクスは白っぽいです。

f:id:myuu-myuu:20210615113810j:plain↑ ↓ プビカリクス・ロイヤルハワイアンパープル

f:id:myuu-myuu:20210615113846j:plainロイヤルハワイアンパープルは光の当たり方によって、紫色、灰色、黒と変化して見えます。プビカリクスはあとレッドボタンと言う種類があるのですが、まだ咲いたことがありません。

☆☆☆ その他のホヤ ☆☆☆

f:id:myuu-myuu:20210615114539j:plain↑ ↓ ラクノーサ(今年2回目の開花)

f:id:myuu-myuu:20210615114612j:plainラクノーサは花がとても小さいですが、たくさん花を付けます。カルノーサやプビカリクスは、花径2㎝位の小さな花が20~30個集まって9~10㎝ぐらいの半円球の花を咲かせますが、ラクノーサは小さな花が5㎜位で、径3㎝ぐらいにしかなりません。

f:id:myuu-myuu:20210615115516j:plain↑ ホヤ・ムルティフロラ(天の川)・彦星    今年2回目の開花です。ホヤはほとんどがツル性ですが、これは木立性です。花の形も変わっています。

☆☆☆ 初めてのホヤの花 ☆☆☆

f:id:myuu-myuu:20210615120247j:plain↑ マチルダの花   ↓ 開花前

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f:id:myuu-myuu:20210615120339j:plain↑ マチルダの葉

 私はホヤをガーデンセンターや花木センターで手に入れることが多いのですが、名前が付いていないことが多く、このマチルダもただホヤとしか書いてありませんでした。今年初めて花が咲いたので、丸い葉と白い花を手掛かりに調べてみたところ、マチルダと言う名であるらしいことが分かりました。しかもカルノーサの仲間らしいのです。そう言えば花の形や大きさがよく似ています。ホヤに詳しい方、教えて下さい❣❣

 今まで咲いたことのないホヤが2種類つぼみをもっています。去年梅雨時につぼみが落ちてしまったことがあるので、無事咲いて欲しいと願っています。

 

 

 









 

初夏の花(3)

 PCが戻って来たので、ブログを再開します。PCは購入から6年目を迎えましたが、あと2年間ぐらいは大丈夫だろうとのお話でした。

 メンテナンスをお願いしたPCクリニックの社長さんは、PCが大の苦手なんだそうです。自分のように苦手な人には需要があるだろうと、逆転の発想でこのクリニックを始めたそうです。正にその通り、私のような年寄りには何でも相談できるPCクリニックは頼れる存在で、必要不可欠です。コロナのワクチン接種予約のサポートも行ったそうです。コロナ渦でもますます需要が増えている業種の一つのようです。

 ブログを1週間近くお休みしているうちに、私の庭では初夏の花がどんどん咲いています。

f:id:myuu-myuu:20210612153319j:plain↑ ヘメロカリス   ↓ 姫ヘメロカリス

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f:id:myuu-myuu:20210612153609j:plain↑ ↓ アスチルベf:id:myuu-myuu:20210612153637j:plain

f:id:myuu-myuu:20210612153806j:plain↑ グロッソラベンダー  ↓ メドーセージ

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f:id:myuu-myuu:20210612154036j:plain↑ ジギタリス・パムズチョイス   ↓ ニゲラの実

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f:id:myuu-myuu:20210612154214j:plain↑ 二重ホタルブクロ・パンタロン   ↓ ハタザオキキョウ

f:id:myuu-myuu:20210612154516j:plainホタルブクロもハタザオキキョウもキキョウ科の植物で、学名はカンパニュラです。ホタルブクロは日本原産ですが、ハタザオキキョウはヨーロッパ原産の帰化植物で、大正時代に入って来たそうです。

f:id:myuu-myuu:20210612155027j:plain↑ ブラックレースフラワー(ノラニンジン) ↓ アカンサス・モーリス(ハアザミ)

f:id:myuu-myuu:20210612155134j:plainアカンサスは地中海沿岸原産で、草丈、横張りともに1,5mぐらいある大型の宿根草です。学名のアカンサスは「トゲ」の意味で、花の付け根の苞に鋭いトゲがあることに由来するそうです。今冬、寒さが厳しかったせいか地上部が全部枯れてしまい、新芽が上がるか心配したのですが、たくさん芽が出ました。今年は花穂が1m位にしかなりませんが、その代わり花穂が10本位上がりそうです。私の庭には白い花を付けるアルバとピンクの花を付ける斑入り葉のものもありますが、まだ花が咲いていません。

f:id:myuu-myuu:20210612160432j:plain↑ 八重咲きガッツアリア   ↓ ガッツアリア・レッド

f:id:myuu-myuu:20210612160458j:plainガッツアリアは皇帝ダリアと普通種のダリアとのハイブリッド種です。皇帝ダリアは霜が降りる頃に咲くので、花を見ないうちに枯れてしまう事もあります。また皇帝ダリアは3~5mの高さになるので、目の高さで花を楽しむことができません。2つの問題をクリアーするのに普通種と交配されたものがガッツアリアです。皇帝ダリアと同じ位、耐寒性があると言われていますが、私の庭では冬越しできるものとできないものがあります。この2つは冬越しできましたが、クリームの八重咲きと一重咲きのローズは冬が越せませんでした。

f:id:myuu-myuu:20210612161314j:plain↑ クレマチス・ミケリテ(左側)、クレマチスアオテアロア(右側)

f:id:myuu-myuu:20210612161348j:plain↑ ↓ ベル咲きクレマチス・マイエンジェル

f:id:myuu-myuu:20210612161408j:plainマイエンジェルは外側が茶色、内側が黄色のバイカラーです。2㎝位の小さな花をびっしりと付けます。

f:id:myuu-myuu:20210612162441j:plain↑ ↓ バラ・ドロシーパーキンス(超遅咲きのバラです。)

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f:id:myuu-myuu:20210612162727j:plain↑ ↓ ヒペリカム

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f:id:myuu-myuu:20210612162903j:plain↑ ヒメシャラ   ↓ カシワバアジサイ

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f:id:myuu-myuu:20210612163047j:plain↑ ↓ アジサイ

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 去年に続いて1000輪ヒマワリに挑戦しようと思います。去年は鉢植えで230個ぐらいしか咲きませんでしたが、今年は地植えにしてみました。2株植えました。

f:id:myuu-myuu:20210612163243j:plain↑ ↓ 1000輪咲きヒマワリ・サンビリーバブル・ブラウンアイガール

f:id:myuu-myuu:20210612163312j:plain同じラベルが付いていましたが、1株だけ色が違う黄色のヒマワリが混じっていました。ブラウンアイガールという名前なので、上がそれだと思います。下のものは花がやや小ぶりで茶色の目がなく、初めからたくさん花を付けています。今年はせめて500輪ぐらいは花を咲かせたいです。うまくいけば、霜が降りる頃まで楽しめそうです。

 

クラウンベッチとマルバストラム

  今、まつこの庭のあちらこちらにピンク色とアプリコット色の小さな花が咲いています。ピンクの花はクラウンベッチです。マメ科の植物で、ヨーロッパ原産です。アメリカでは牧草や緑肥として使われたそうです。レンゲソウと同じような花が咲き、使われ方をするので、ツルレンゲの別名があります。

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 アプリコットの花はマルバストラムです。アオイ科の植物で、南米原産です。

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 どちらも耐寒性、耐暑性、耐乾性に強く、グラウンドカバープランツと呼ばれる植物で、花壇や通路の土が見えているスペースを埋めるのに使われます。また雑草防止の効果もあります。グラウンドカバープランツには、上に生長する植物ではなく、這い性や匍匐性の横に広がる性質の植物が多く使われます。

 クラウンベッチは佐倉のバラ園でバラの下草として使われているのを見て、レンゲソウに似たピンク色の可愛い花に一目ぼれして、私の庭にさっそく植えてみました。根付くまでちょっと時間がかかったのですが、根付いた途端大変なことになりました。耐寒性、耐暑性、耐乾性に強い宿根草だけあって、とにかく良く増えるのです。それだけではなく、バラやドウダンツツジなどの木に這い上がり、覆いかぶさり、枯らすまであるのです。爆殖系植物という言葉があるそうですが、正にそれです。私の庭を訪れた花友は皆欲しがります。可愛い花に似ず大変な事になるから覚悟するようにと忠告しても、皆ピンクのレンゲソウに似た可愛い花に騙されます。喜んで持ち帰りますが、3年目ごろには皆持て余して、全部抜いてしまったと言う報告を受けることが多いです。

 マルバストラムもクラウンベッチほどではありませんが、やはりよく増えます。地下茎がガッチリとしているうえに、匍匐した茎から根が出て、広がって行きます。私の庭では、クラウンベッチよりも古く10年以上前から植えてあります。最近はコロナの影響で来ませんが、宗教の勧誘の方がよく見えて、よほど珍しかったのか、宗教の話はそっちのけで、持ち帰ったものです。

 他にもグラウンドカバープランツとして使っている植物があります。

f:id:myuu-myuu:20210606145537j:plain↑ ↓ クローバー(マメ科の植物)

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f:id:myuu-myuu:20210606150043j:plain↑ アジュガ(シソ科)  ↓ アジュガ・ゴールドライム

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f:id:myuu-myuu:20210606150253j:plain↑ オキザリス(ヨツバカタバミ、モンカタバミ
f:id:myuu-myuu:20210606145730j:plain↑ ルブス・サンシャインスプレーダー(バラ科の植物で木イチゴの仲間です。)

f:id:myuu-myuu:20210606152446j:plain↑ ツルニチニチソウキョウチクトウ科青い花が咲きます。

f:id:myuu-myuu:20210606150634j:plain↑ ハツユキカズラ   ↓ オウゴンニシキ

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 ハツユキカズラもオウゴンニシキも野生のキョウチクトウ科テイカカズラの斑入りの園芸種で、テイカカズラは5~6mとツルが長く伸びますが、ハツユキカズラもオウゴンニシキもそれほど伸びず、グラウンドカバープランツとしては扱い易いほうだと思います。寄せ植えなどにも使われます。テイカカズラは香りのある花を咲かせますが、ハツユキカズラもオウゴンニシキも花を見ることはめったにないそうです。

f:id:myuu-myuu:20210606151433j:plain↑ テイカカズラの花  ↓ ピンク色のテイカカズラの花

f:id:myuu-myuu:20210606151513j:plainピンク色の花を咲かせるテイカカズラの葉は普通のテイカカズラと同じ緑一色ですが、私の家のピンク色の花を咲かせるテイカカズラはそれほどツルは伸びないようです。

 ツル植物ではないですが、私の家で日陰のグラウンドカバープランツとして使っているものもあります。

f:id:myuu-myuu:20210606152319j:plain↑ ↓ ギボウシユリ科の植物)

f:id:myuu-myuu:20210606152341j:plain斑入りのギボウシは日陰を明るくしてくれます。しかも花が咲きます。

f:id:myuu-myuu:20210606152406j:plain私の家では大きくなったギボウシが直径1mを超えているものが何株もあります。

f:id:myuu-myuu:20210606153238j:plain↑ ↓ ミズヒキソウ(タデ科の植物)

f:id:myuu-myuu:20210606153259j:plainこぼれ種でどんどん増えます。邪魔になるほどです。白い斑入りのミズヒキソウは日陰を明るくしてくれます。花が咲くのは秋ですが、葉だけで充分美しいです。

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 グランドカバープランツはどれだけ私の草取りを助けてくれているか分かりません。特に斑入りの植物は貴重です。邪魔者扱いする植物ほど増えて、たくさん欲しい植物ってあまり増えてくれないんですよね。

 

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遅咲きのクレマチス

 6月になりました。私の知り合いの人たちの中にはコロナワクチン接種の予約が取れた人、すでに第1回目の接種が終わった人などいるにもかかわらず、私の住む市は高齢の人から順番に接種なので、今86歳以上の人が接種をしているところです。6月中に75歳以上、7月に65歳以上の人が接種する予定です。私に順番が来るのはあと1か月も先です。気長に待とうと思います。

 今回は遅咲きのクレマチスです。

 クレマチスには、咲き方として一重咲き、八重咲き、半八重咲き、壺咲き、チューリップ咲きなどがあります。

☆☆☆ 一重咲き ☆☆☆f:id:myuu-myuu:20210603142104j:plain↑ サマリンタンジョーとモンシロチョウ  ↓ ニオベ

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f:id:myuu-myuu:20210603142951j:plain↑ キャロライン   ↓ レベッカ

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f:id:myuu-myuu:20210603144617j:plain↑ 左からベラ、アンドロメダ、はやて

f:id:myuu-myuu:20210603144031j:plain↑ ↓ ベラf:id:myuu-myuu:20210603144112j:plain

f:id:myuu-myuu:20210603145020j:plain↑ アンドロメダ  ↓ はやて

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f:id:myuu-myuu:20210603143435j:plain↑ ↓ 名前不明

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☆☆☆ 八重咲き ☆☆☆

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↑ ↓ ダッチェス・オブ・エジンバラ

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☆☆☆ 半八重咲き ☆☆☆ 唐子咲きとかアネモネ咲きとかとも言います。f:id:myuu-myuu:20210603143535j:plain↑ ↓ 白万重

f:id:myuu-myuu:20210603143617j:plain内側の花弁が開き、やがて外側の花弁(実はガク)が落ちます。

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☆☆☆ 壺咲き ☆☆☆

f:id:myuu-myuu:20210603150540j:plain↑ クリスパ   ↓ ロウグチ

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☆☆☆ チューリップ咲き ☆☆☆

f:id:myuu-myuu:20210603150750j:plain↑ ↓ プリンセス・オブ・ダイアナ

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 クレマチスはよくバラのベストパートナープランツ(お互いの良さを引き立てあう植物)と言われ、一緒に植えられることが多いですが、バラの開花の時期とクレマチスの開花の時期を合わせるのがとても難しいです。早咲きのはずが遅れたり、遅咲きのはずが早く咲いてしまったりするのです。私の庭では、バラもクレマチスも好きな時に好きなように咲いています。最近は特にそのズレを痛感します。

 昨日天気予報で、タチアオイがもう上まで咲き上がってしまったと言うことを伝えていました。タチアオイは別名梅雨葵とも言うように、梅雨入りの頃に花穂の下から花が咲き上がり、花が終わる頃に梅雨が明けると言われているそうです。関東地方はまだ梅雨入りさえしていないと言うのに、驚きです。異常気象で花が咲くサイクルが狂ってきているのですね。