まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

チューリップの花 1

 今週は天気が目まぐるしく変わりました。週の前半は夏のような天気で、後半は台風1号が発生し、冷たい雨が降り冬のような天気になりました。冬物をクリーニングに出してしまい、困った話を聞きましたが、5月の立夏をむかえるまでは、いつ冬に逆戻りするか分からないので、油断はできません。

 まつこの庭はチューリップの季節を迎えました。2日続いた雨ですが、思いのほか雨が弱かったせいか、それほどの花の傷みはなかったようです。

 玄関前の様子です。

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f:id:myuu-myuu:20220416132800j:plain↑ アバンギャルド  ↓ カーナバルディオ 

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f:id:myuu-myuu:20220416133208j:plain↑ ポールシェラー(黒花)とエマーブル  ↓ ユリ咲き・ダンスミックス

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f:id:myuu-myuu:20220416135425j:plain↑ ↓ ハッピーアップスター

f:id:myuu-myuu:20220416135456j:plainこのチューリップは葉もつぼみももちろん花も斑入りです。f:id:myuu-myuu:20220416133431j:plain↑ スイートハート(一重咲き)とアバンギャルド  ↓ 紫雲

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 チューリップ花壇の様子です。

f:id:myuu-myuu:20220416133807j:plain↑ カッパーイメージ(茶色)とアメージンググレース(濃桃)

f:id:myuu-myuu:20220416133911j:plain↑ フォックストロント(淡桃)とフォクシーフォックストロント(黄)

 この2枚は同じ花壇の写真です。上は現在、下は3月の終わりです。ミックスチューリップを3組、60球植えこんだのですが、開花期がずれてしまったようです。もう1組のブラックヒーロー(黒)とフィノーラ(桃)はこれからのようです。3組とも4月下旬から5月上旬に咲く予定でした。

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f:id:myuu-myuu:20220416135049j:plain↑ ストロベリーミックス   ↓ 八重咲きミックス

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 チューリップは中央アジアから北アフリカまで広く分布し、原種、変種、交雑種を入れると数百種にのぼるそうです。16世紀にオランダで品種改良され、今に至り、春の花の定番となっています。園芸種はもちろん最近は原種やそれに近いものが人気を集めているようです。

 色は赤、黄、白、ピンク、オレンジ、紫、黒など、咲き方も一重咲き、八重咲き、2色咲きなどバラエティーに富んでいます。花の開花期は3月下旬から5月上旬にかけてで、長い期間花を楽しめたのですが、昨今の気候変動で、一斉に咲いてしまったりして、思ったより花の時期が短いこともあります。













 

春の花 2

 まだ4月だというのに、連日25℃を超え、夏のような陽気です。例年より春の訪れが遅れていたと思ったら、急に暖かさを通り越し暑くなったので、春の花が一気に咲いてしまいました。北国の春と言うのは、こんな風なのでしょうか。

f:id:myuu-myuu:20220413135540j:plain↑ ↓ ハナモモ

f:id:myuu-myuu:20220413135615j:plain夫が貰ってきた苗を庭に植えて3年、今年初めて花を付けました。写真がボケていますが、鮮やかな赤色の花です。

f:id:myuu-myuu:20220413135906j:plain↑ ↓ シジミバナ

f:id:myuu-myuu:20220413140004j:plain花の形が蜆のみに似ているので、この名があります。ギャザリングの先生から頂いたものが大きくなり、たくさん花を付けるようになりました。

f:id:myuu-myuu:20220413140159j:plain↑ ↓ ジューンベリー

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f:id:myuu-myuu:20220413140348j:plain↑ シモクレン   ↓ アケビ

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f:id:myuu-myuu:20220413140457j:plain↑ ドウダンツツジ  ↓ ニワザクラ

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f:id:myuu-myuu:20220413140633j:plain↑ アオキの実(花はまだつぼみ)      ↓ アオキの花(雄花)

f:id:myuu-myuu:20220413140709j:plainアオキは雌雄異株で、花は今の時期に咲きますが、実は青いまま年を越し、3~4月にかけて実が赤くなります。冬の間は青い実は葉の陰に隠れて目立ちませんでしたが、花につぼみが見える頃になると実が赤く熟し、目立つようになります。普通、木の実は秋に赤く熟すのですが、アオキはどうして春まで実が残り、春先に赤くなるのか、とても不思議でした。夕菅さんのブログで、アオキには毒があることを知りました。私の持っている図鑑には、そのような記述がなかったので、驚きました。毒をもっていることが春先になって実が熟すことと関係あるのかも知れません。もしアオキニついてご存じの方があったら教えてください。

f:id:myuu-myuu:20220413142117j:plain↑ ↓ アメリカスミレ

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 アメリカスミレは北アメリカ原産のスミレです。日本には明治時代に園芸植物として入って来て、野生化したようです。普通白と紫の2色咲きですが、私の家には、白一色のものと紫一色のものもあります。

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f:id:myuu-myuu:20220413143309j:plain↑ ↓ タチツボスミレ

f:id:myuu-myuu:20220413143502j:plain竹藪の小道の脇にタチツボスミレの群生があります。

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f:id:myuu-myuu:20220413143833j:plain↑ ↓ プリムラ

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f:id:myuu-myuu:20220413143709j:plain↑ ツルニチニチソウ  ↓ スノーフレーク

f:id:myuu-myuu:20220413144327j:plain葉はスイセンに、花はスズランに似ていることからスズランスイセンの別名もありますが、スイセンの仲間ではないそうです。

f:id:myuu-myuu:20220413144400j:plain↑ ↓ ムスカリ

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f:id:myuu-myuu:20220413144242j:plain↑ ムスカリ

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 まつこの庭は今年の4月で7年目を迎えました。義母の介護が終わり、時間に余裕ができたので、私の庭に咲く花を記録していこうと思い、始めたものです。何せ年が年だけにPCの操作に疎く、写真と簡単な文章を添えてアップするだけしかできません。最近は目の疲れも感じ、写真がピンボケのことが多くがっかりすることもありますが、これからも気長に続けて行こうと思っています。また見てくださるとうれしいです。



 





 

スイセンが真っ盛り ❣❣

 今、まつこの庭はスイセンが真っ盛りです。庭のあちこちでムラサキハナナの紫とスイセンの黄色が塊を作り、レンギョウの花と相まって紫と黄色の庭を作っています。

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 スイセンヒガンバナ科の球根植物で、地中海沿岸原産で、60種以上の原種があると言われています。日本スイセンは日本原産と思われていますが、古い時代に中国を経て日本へ渡来し、野生化したものだそうです。

 スイセンと言えば、ラッパスイセンが一般的で、真ん中のラッパ状のものを副冠と言いますが、筒の部分が長いのが特徴です。

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 他にも副冠の筒が短いもので副冠と花弁のバランスから大盃スイセンや小杯スイセン(ラッパに対してカップ咲きとも言います)、花の咲き方から八重咲きスイセン、房咲きスイセン、スプリットペテル咲き(副冠の花弁が切れている)スイセン、シクラミネウス咲き(花弁がシクラメンのように反る)スイセン、原種など12種類に分類されているそうです。

☆☆☆ ラッパスイセン ☆☆☆

 私の庭に咲いているスイセンの1/3ぐらいはこのラッパスイセンです。

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☆☆☆ 大杯スイセン ☆☆☆

 副冠の部分が大きいです。

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☆☆☆ 小杯スイセン ☆☆☆

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☆☆☆ 八重咲きスイセン ☆☆☆

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f:id:myuu-myuu:20220410144205j:plainこの八重咲きスイセンはまつこの庭に昔からある種類で、以前はこのスイセンが大半を占めていたのですが、最近は植え替えを怠っているせいか、花があまり咲きません。

f:id:myuu-myuu:20220410144352j:plain八重咲きもいろいろなパターンがあり、これは大杯咲きのスイセンの八重咲きです。

☆☆☆ 房咲きスイセン ☆☆☆

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 この房咲きスイセンは古くからある種類で、ペーパーホワイトと言う名です。まつこの庭のスイセンの1/3はこのスイセンです。強い香りを放ちます。

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f:id:myuu-myuu:20220410150303j:plain上の花は八重咲きチューリップで、下の花が八重房咲きスイセンです。房咲きスイセンはほとんどが香りをもっていますが、これは八重でおしべが花弁化しているので、香りはないものと思ったら、かすかに香るのです。おしべから香りを発するものと思っていたので、ちょっと不思議です。

☆☆☆ スプリットペタル咲きスイセン ☆☆☆

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☆☆☆ シクラミネウス咲きスイセン ☆☆☆

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☆☆☆ 原種スイセン ☆☆☆ パルボコジウム

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☆☆☆ その他のスイセン ☆☆☆ 糸葉スイセン

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 糸葉スイセンは、葉が糸のように細いです。花は小杯咲きです。

 去年スイセンの花をブログにアップしたのは、4月の初めでした。今年は1週間ぐらいスイセンの花が遅れているようです。ここ2,3日初夏のような陽気が続いているので、春の花が一気に咲きそうです。咲き始めたチューリップが満開になるのももうすぐでしょう。







 

サクラを見に

 今日は朝から晴れて青空が見え、お花見日和です。花友が、サクラがきれいなのに見物客が少ないという穴場の仲丸池公園を教えてくれたのです。私が行くスーパーの近くなので、気軽に行けるのが良いところです。国道沿いのサクラが満開の迎えたようなので、出かけてみました。

 確かにサクラの花は満開を迎えていたのに、お花見客の少ないこと、いくらコロナ渦とはいえ、車は3,4台止まっているのですが、花見をしていたのは私たち以外は1組のご夫婦だけでした。

 花友の言う通り、満開でも密にならないお花見の穴場でした。

 公園の半分は芝生で、あと半分は池になっていました。公園の周りを車で1周できるようになっていて、道路に沿ってソメイヨシノが植えられていました。

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 ソメイヨシノの間に植わっていたのは、赤い花のハナモモでした。

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 小さな池の周りにもサクラが植えられ、歩いて1周するのに10分ぐらいでしょうか。カメが20匹ぐらい日向ぼっこをしていました。池の端の方にはサクラの花筏ができていました。昨夜風が吹いたようなので、それで散ったのでしょう。

 小さな神社もあり、ツバキの花が2本植えられ、どちらも八重咲きでした。盛りを過ぎたようで、花がたくさん散っていました。

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 公園の芝生の中では、あちこちでタンポポが咲いていました。

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 道路の脇にもタンポポが群生していて、すべてカントウタンポポだったのには驚きました。今のタンポポはほとんどが西洋タンポポだと聞いていたので、カントウタンポポが健在なことにちょっとうれしくなりました。

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 30分にも満たないお花見でしたが、人に惑わされることもなくサクラを愛でることができました。スーパーへ買い物するついでにお花見ができる気軽さがまた良いところです。花友に感謝です。

 去年はサクラが早く咲き、3月中につくばまでお花見ドライブに出かけたことを思い出し、調べてみたら、昨年はサクラが2週間も早かったことが分かりました。今年は遅かったけれど、満開のサクラの下の入学式が久しぶりにできたのではないでしょうか。

 











 

クリスマスローズ 2022-5

 4月になってから、曇りや雨、所によっては雪になったり、せっかく桜の季節になったというのに、青空が見えず、桜の花が映えません。桜の時期の曇り空を花曇り、雨を花散らしの雨、雪をなごり雪と言うそうですが、季節に合わせた日本語の表現はしみじみと豊かだなと思います。

 今回はまつこの庭で咲くクリスマスローズです。軒下やビニールハウスのクリスマスローズは1月の終わりごろから咲きはじめ、2月にピークを迎え、地植えのクリスマスローズは3月頃から咲き始めて、あっという間にピークを迎え、今クリスマスローズは終わりを迎えています。

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 地植えしたクリスマスローズは、どうしても珍しいダブル咲きやセミダブル咲きは弱くすぐ消えがちです。シングル咲きは比較的丈夫で、湿り気の多い私の庭でも生き残り、大株に育つこともあります。地植えのクリスマスローズは遠目には白やピンクの塊にしか見えませんが、近寄って花の顔を上げて見ると、おやっこんな花を植えたかな?と思うことがあります。鉢植えを地植えにすると花色が変わったり、花が大きくなったりすることがあるのです。また、こんな所に植えたかな?と思うような所に、こぼれ種から育ったクリスマスローズが花を咲かせていることもあります。

f:id:myuu-myuu:20220405145920j:plainこれはツツジの木の下に生えたクリスマスローズです。花は驚くほどきれいな五角形の形をしています。ブロッチの入り方もきれいです。自然の造形美です。

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 花が終わったら、鉢植えは植え替えです。植え替えをしないものにもお礼肥えをしなければなりません。来年もきれいな花を咲かせてくれることを願って。

 

 今日5日は二十四節気の一つ清明です。清明とは、万物が清らかで生き生きとした様子を表す「清浄名潔」という言葉を訳した晩春を表す季語だそうです。このころになると、青く澄んだ空のもと、草木が芽生え、花が咲き、鳥や蝶が舞い、あらゆる命がキラキラと輝く季節になるということを表すそうです。

 天気予報では、明日からいよいよ本格的な春になるそうです。庭仕事が忙しくなります。



 










 

 

春の花 1

 彼岸が明けてから春が駆け足でやってきたように、春の花が咲き出しました。 

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地面を覆う緑色のものは雑草も混じっていますが、球根植物のオーニソガラムの葉です。

f:id:myuu-myuu:20220331144520j:plain↑ レンギョウ   ↓ ボケ

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f:id:myuu-myuu:20220331144656j:plain↑ ヒアシンスとスイセンとムラサキハナナ

 庭のあちこちで紫色の塊を作っているのは、ムラサキハナナです。

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 例年より10日ぐらい遅れてせっかく満開になったヒガンザクラやヒメコブシは、ここ2、3日の花曇りで、花色がキレイに写真に撮れず、残念です。

f:id:myuu-myuu:20220331145253j:plain↑ ↓ 竹藪の中に咲くヒガンザクラ

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 竹藪の中に入り、下から見上げたサクラは曇り空に同化して、花影しか映りませんでした。サクラは青空でないと映えませんね。

 温室の傍にもサクラがあります。植えた覚えのないサクラなので、小鳥のプレゼントだと思います。今まで白い花のサクラだと思っていたのですが、今年はピンクがかった花を咲かせました。

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f:id:myuu-myuu:20220331145948j:plainf:id:myuu-myuu:20220331145036j:plain↑ ↓ ヒメコブシ

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 今年はヒメコブシの花色が薄いような気がします。

 去年シデコブシのことを知り、さっそく庭に植えました。1年目で、花が2,3輪付きました。

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 シデコブシは別名ヒメコブシとも言いますが、愛知の方に自生し、絶滅の危機にありとても貴重な品種のようです。私の家のヒメコブシは八重咲きで、園芸種のようです。私が庭に植えたシデコブシも園芸種かもしれません。

 他にこんな花木も花を付けています。

f:id:myuu-myuu:20220331151256j:plain↑ アセビ  ↓ トサミズキ

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f:id:myuu-myuu:20220331151549j:plain↑ ボケ・東洋錦  ↓ ヒイラギナンテン

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f:id:myuu-myuu:20220331151746j:plain↑ ↓ ユキヤナギ(白花)

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f:id:myuu-myuu:20220331151948j:plain↑ ↓ ピンクユキヤナギ

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 スイセンやチューリップもどんどん咲き始めました。

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 玄関前のビオラとチューリップのプランターは、ビオラが元気を取り戻し花がもりもりです。チューリップがグーンと大きくなり、花が咲き始めたものもあります。チューリップの季節が始まりました。4月いっぱい、1か月は楽しめると思います。

 ロシアがウクライナに侵攻してから1か月余が過ぎました。停戦交渉は難航しているようです。政府がウクライナの首都キエフがロシア語の呼び名なので、ウクライナ語のキーウに変更するとTVニュースが伝えていました。ロシアはよくよく嫌われた(?)ようですね。

 コロナのまん防がを解除されて10日、オミクロン株の変種BA・2の割合が増えて感染者が拡大傾向にあるそうです。第6波が下がりきらないうちに第7波の心配が出てきたということですが、それって第6波の延長なのじゃないのと思うのですが・・・・。

 戦争もコロナも一時も早く収束することを願うばかりです。

 

 

 

 

早春のラン 2

 今日は曇りの予報でしたが、朝から晴れています。日中20℃を超えて、春を通り越して初夏の陽気になりました。

 今回は、前回に引き続き、まつこの庭の温室で3月に咲いた早春のランです。

☆☆☆ カトレアの仲間 ☆☆☆

f:id:myuu-myuu:20220327105304j:plain↑ インターメディア・ハネダ  ↓ インターメディア・アキニー

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 インターメディアはブラジル原産で、ブラジルの大西洋側の海岸山脈に自生しているそうです。花色がラベンダー、白、セルレア(淡い紫)、花弁の縁にくさび型の模様が入るアキニー、リップ(唇弁)が大きく赤い色をしているオルラッタなど、バラエティーに富んだカトレアです。インターメディアは春を代表するカトレアです。

f:id:myuu-myuu:20220327121533j:plain↑ オーランティアカ (メキシコ、ホンジェラス原産)

f:id:myuu-myuu:20220327122359j:plain↑ トリアネー・オカダ(コロンビア原産)

f:id:myuu-myuu:20220327123204j:plain↑ スピットファイアー・コーラル   ↓ スターカーニバル・シリウス  

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f:id:myuu-myuu:20220327122718j:plain ↑ プリンセス・キコ   ↓ エピカトレア(エピデンドラムとカトレアの交配種)

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☆☆☆ コチョウランの仲間 ☆☆☆

f:id:myuu-myuu:20220327122429j:plain↑ ドリティノプシス   ↓ 白大輪コチョウラン

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f:id:myuu-myuu:20220327124036j:plain↑ ↓ ミニコチョウラン

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☆☆☆ シンビジュームの仲間 ☆☆☆

f:id:myuu-myuu:20220327122634j:plain↑ 和ラン・雛祭り   ↓ ポーエルシー

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 ポーエルシーは今から100年ほど前に原種同士の交配で作出されたシンビジュームの古い品種です。農業関係の役所に勤めていた叔父に40年前ぐらいに頂いたもので、花色が地味なせいか残らず、今では手に入らないとても珍しい品種となっているようです。アンティーク調な色彩がかえって今の時代に受け入れられそうですが、何せ背丈が優に1メートルは超えるので、敬遠されがちですね。大株が3鉢あるのですが、昨年たくさん花を付けたせいか、今年は3鉢でたった2本しか花芽が出ませんでした。

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 花茎が1mぐらい伸びて、緩やかに下垂し、花を30輪付けています。赤い花のように見えるポインセチアの木の枝に花茎を掛けています。あと1本はまだつぼみです。

f:id:myuu-myuu:20220327125659j:plain↑ ↓ キンリョウヘン(金陵辺)別名・ミツバチラン

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 キンリョウヘンは中国・台湾原産の小型シンビジュームで、今流行の和ランやテーブルシンビジュームと言われる小型シンビジュームの育種親となっています。ミツバチを呼ぶので、ミツバチランの別名もあります。

f:id:myuu-myuu:20220327130452j:plain↑ ↓ ドロシー・ストックスティル・フォアゴットンフルーツ

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 このフォアゴットンフルーツは、キンリョウヘンの孫に当たります。キンリョウヘンとデボニアナムの原種シンビジューム同士の交配でできたのがミスマフェット(子)、そのミスマフェットとファーラップとの交配でできたのがフォアゴットンフルーツ(孫)と言うわけです。キンリョウヘンの血を引き継いでいるので、ミツバチを誘引します。花色はデボニアナムの血が濃いようです。(実際は写真より黒っぽい色をしています。)

 世界ラン展2022が今年も開催されているようですが、コロナの影響で小規模で行われているようです。私は第1回目から見に行っていた(途中震災や介護などで行けなかった年もありましたが)のですが、2020年にコロナの感染者が出始めてから行っていません。TVで鑑賞するだけでは、ちょっと寂しいです。コロナが終息して、また東京ドームで大々的にラン展ができるようになるといいなと切実に願っています。