今日は30℃を越え、真夏日となりました。このところ雨が降らないので、土の乾きが早く、花の水かけに2時間もかかりました。これからの時期は雨が降らない限り、水かけが日課になると思います。
私の庭はバラのシーズンも終盤を迎え、遅咲きのバラが咲いています。遅咲きの代表選手は安曇野(アズミノ)でしょう。花が小さいのに株はがっしりとして枝の太いこと、大株に育ち、たくさんの花を付けています。
安曇野にそっくりなのが、雅(ミヤビ)です。
私には全く区別がつきません。買った当初はラベルで区別していましたが、庭植えにしてから何本か植えてあるのですが、どちらがどちらか分からなくなっています。
前回、ツルバラのブログで夢乙女(ユメオトメ)を紹介しましたが、少し遅れてユメオトメファミリーの雪あかりと芽衣(メイ)も咲いています。
↑ 夢乙女(ユメオトメ) ↓ 夢乙女の色変わり・雪あかり
↑ 夢乙女の子で花が一回り大きい芽衣(メイ)
他にも咲いているツルバラがあります。
↑ アメリカン・ピラー ↑ レッド・キャスケード (どちらもアメリカ)
私の庭のツルバラはほとんどが小輪ですが、大輪や中輪のものもあります。
↑ ピエール・ドゥ・ロンサール ↓ ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール
大輪のツルバラ、ピエール・ドゥ・ロンサールの白花の枝変わりです。
↑ フランソワ・ジュランヴィル ↓ レオナルド・ダ・ビンチ
いずれもフランスのバラで、中輪のツルバラです。
原種のバラも咲いています。
↑ ↓ 筑紫茨(ツクシイバラ)
熊本県近辺に自生しています。ノイバラの変種でノイバラより花が一回り大きく、花弁がピンク色です。自生地では白花から濃いピンクまであるそうですが、私の庭のツクシイバラは濃いほうだと思います。庭に植えてから10年ぐらい経つと思います。
今年ツクシイバラにそっくりな花が咲きました。庭に自然に生えてきたもので、ノイバラだと思っていたらこんな花が咲きました。
花の色は少し薄いですが花の形や大きさ、咲き方などがそっくりです。おそらくツクシイバラの実生だと思います。場所が離れているので、おそらく小鳥が運んだのでしょう。ツクシイバラの特徴である花柄から花序にかけての赤く長い腺毛がひときわ目立ちます。
↑ 赤花テリハノイバラ(日本の自生種でツルバラに影響を与えたバラの一つです。)
ピンク花のノイバラとツクシイバラと赤花のテリハノイバラの3つを並べて植えて置いたら、ノイバラとツクシイバラの勢力が強く、ここ数年テリハノイバラは花を咲かせなかったのですが、今年しばらくぶりに花を咲かせました。
↑ ↓ 十六夜(イザヨイ)ばら
このバラは満月から少し欠けたように花の一部が欠けて咲くことからこの名があります。サンショウバラと同じ葉なので、サンショウバラの八重咲きと見る説と中国原産のサンショウバラで日本原産のものとは別物とする説があるようです。
他に園芸種も咲いています。
↑ アイスバーグ(ドイツ) このバラもファミリーがあります。
2つはいずれも色変わりですが、ツルに変わったものもあります。
↑ ツルアイスバーグ
↑ かおりかざり ↓ かおりかざりとジギタリス・アプリコット
↑ スイートドリーム ↓ レイチェル・ボウズ・ライアン
↑ ↓ アンティーク・レース(オランダ)
このフリフリした花弁は波状弁と言うそうです。つぼみの時も開いた時も何てかわいいのでしょう。
↑ ↓ いおり 咲き始めの色と咲き進んだ色の変化がすばらしいです。
↑ ↓ ニューイマジン(赤と白の絞り模様です。)
咲き進むと赤が紫に、白がピンク色に変わります。
今年手に入れたバラです。変わった花や珍しい花が大好きな私はひとめぼれしました。色の変化もすばらしいです。もうバラは買うまいと思っていたのですが・・・・。誘惑に負けてしまいました。
私の庭で一番遅いバラ、ドロシー・パーキンスはまだつぼみです。日陰には強いとはいえ、カリンの枝が影をつくっているからでしょう。まだ花を見たことのない実生の株もつぼみを持っています。まだまだバラを楽しめそうです。