まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

早春の庭

 3月になりました。ここ3,4日は、日中4月並みの陽気です。やっと冬の寒さから解放されそうです。

 まつこの庭で真っ先に春を告げるように咲くのは八重紅枝垂れ梅です。夫の友人が贈ってくれた結婚記念樹です。例年立春のころから1つ2つとほころび始め、25日の結婚記念日の頃には満開になります。今年は咲き始めた途端に大霜に遭い、持ち直したかと思ったらまた大霜に遭い、花やつぼみが真っ茶色になりきれいに開花できませんでした。今年はもう満開の梅の花を見るのは無理と諦めていましたが、このところの暖かさで辛うじて生き残ったつぼみが開花しました。

 例年なら株を覆いつくすようにぎっしりと濃いピンクの花を付けるのですが、今年は隙間から枝が覗き、茶色になった花弁と重なり、くすんだピンク色に見えます。開花した花を見られただけ良しとしましょう。

 梅は「百花の魁(さきがけ)」と言い、どの花よりも早く咲くので、「春告草(はるつげぐさ」の異名を持ちます。また匂いが良いことから「匂草(においぐさ)」とも言うそうです。

 霜枯れていた庭に少しずつ緑や黄の色が戻って来て、春の訪れを感じます。

↑ ↓ フクジュソウ

 フクジュソウ福寿草)はキンポウゲ科多年草で、日本全国に自生するそうです。幸福と長寿を表すめでたい名前なので、よく正月用の鉢植えなどに使われます。茎と根には毒があるそうです。私の庭では地植えにしているので、2月の半ば頃に咲きます。夏は地上部が枯れます。

↑ セツブンソウ(節分草)  キンポウゲ科多年草で、関東地方以西の山地に自生します。節分の頃に花が咲くので、この名があるそうです。私の庭では、2月半ばごろに花が咲きます。夏は地上部は枯れます。私の庭では植えてから全然増える気配がなく、茎が1本のままです。毎年花を咲かせるのは健気です。

 今年はフクジュソウもセツブンソウも開花が少し遅かった様な気がします。    

↑ ↓ スイセン

↑ クロッカス   ↓ スノードロップ

 地植えのクリスマスローズが庭のあちこちで咲き始めました。

 緑の細いツンツンした葉は、球根植物のオーニソガラムの葉です。今は陽だまりの場所だけですが、もうすぐ庭が一面オーニソガラムの緑の葉で覆われます。来月になると白い花を咲かせ、庭一面が真っ白になります。

 無彩色の庭に彩りが戻ると、毎日庭に出るのが楽しみになります。と同時に草取りや水かけなどの庭作業が忙しくなります。本格的なガーデニングシーズンの到来です。