台風7号がお盆に日本列島を直撃するようです。台風は九州辺りから上陸するのが普通のようですが、今回の台風7号は関東・東海の太平洋側から上陸する予報です。2019年の千葉に上陸して大きな被害をもたらした台風を想起させます。台風には風台風と雨台風があるそうですが、台風7号はそのどちらも強いそうなので、大きな災害が起きなければよいのですが・・・・。せっかく行動制限なしのお盆になったのですから、静かなお盆であって欲しいです。
今回はまつこの庭の温室で7月に咲いた夏のランです。夏のランはもともと少ないのですが、カトレアの仲間が全くといってよいほど咲きませんでした。せっかくつぼみをもってもカタツムリの食害に遭い、さんざんです。辛うじてコチョウランがいくつか咲きました。キレイに咲いたものもありますが、カタツムリの被害を受けたものもあります。
↑ リューズベリー ↓ ブルーハート
リューズベリーもブルーハートも個体名が付いていますが、花は小さくミニコチョウランです。
他のコチョウランもほとんどミニコチョウランで、買った時から名札がなかったので、名前は不明です。ミニコチョウランはとにかく丈夫です。
↑ ビッグリップ ↓ 三蝶咲き
ランの花の作りは、外側の3枚がガク、内側の3枚が花弁で、うち1枚は唇が付き出したような形をしているので唇弁(リップ)と言います。ビッグリップは普通のコチョウランよりリップが大きく、三蝶咲きは花弁3枚がリップのような形をしています。
↑ 大輪コチョウラン(花径が10㎝ぐらいあります。)
↑ 原種・ビオラセア ↓ 原種・マンセビ
コチョウランは東南アジアを中心にインド、オーストラリア北部、フィリピン、台湾、中国南部に約50種が自生しているそうです。ビオラセアはスマトラ、ボルネオ、マレーに自生しています。
コチョウラン(ファレノプシス)との交配で生まれたドリティノプシスもいくつか花を咲かせています。
コチョウランの他に花が咲いたのは、オンシジューム・カリヒだけでした。
カリヒは不定期咲きで、1本の長い茎に花を続けて咲かせたかと思うと、2カ月ぐらいお休みして、また咲かせたりと気が向いた時に花を咲かせる感じです。
この暑い中、シンビジューム・ふるさとがつぼみをもち、茎が伸びてきました。
毎年、いまごろ花茎が上がって来るのですが、暑さのせいか、途中でつぼみがダメになり、花を咲かせたことがありません。果たして今年はどうでしょうか。