まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

春のラン 2 デンドロビューム

 今日は1週間ぶりに太陽を見ることができました。ここ1週間はまるで梅雨を思わせるような天気が続き、洗濯物がなかなか乾かず、何より庭仕事が思うように出来ず、ちょっと気が滅入るような日々でした。昨日はギャザリングの先生がオープンガーデンをするので、その前の準備のためのボランティアに出かけました。コロナのためにギャザリングのメンバーが全員揃うことがなく、中には2年ぶりに会う人もいて、久しぶりの再会を喜び合いました。仕事の手よりおしゃべりの方がはかどりました。

 今日は暑くなる予報でしたが、思ったよりはカラッとしていて、何よりの洗濯日和です。洗濯機を4回も回しました。軒下や温室内の植物に水かけもしました。お天気がいいと気持ちも晴れます。

 今回は4月から5月にかけて私の温室で咲いたデンドロビュームです。

 冬から早春に咲くデンドロビュームは竹の節のような場所に花を付けるものが多いのですが、春から初夏に咲くデンドロビュームは花茎がフジの花のように垂れて花が咲いたり、茎自体が枝垂れて花を咲かせるものが多いです。

↑ ↓ ブロンカルティエ・紅ボタン

 ブロンカルティエベトナム原産です。この紅ボタンはブロンカルティエの中でも色が濃いピンクなので、この名があるようです。花茎が20~30㎝ぐらいになり、20~30個の花をフジの花のように枝垂れさせて咲きます。

 このベニボタンは2年前に3株に分けたのですが、そのうちの一番大きい株は去年6つも花芽を付けたせいか、今年は1芽しかつかず、しかもその貴重な1芽を折ってしまったので、早めに3株に株分けをして合わせて5株になりました。そのうち1株は早々と貰われていき、あと1株も行き先が約束されています。私の所で元気に育ったので、新しい場所でもきっときれいな花を咲かせてくれることでしょう。

↑ グリーンアイ  ↓ シースカイ・紅小町

↑ スターダスト・ファイヤーバード 

 グリーンアイと紅小町とファイヤーバードはいずれも茎にある節に花を付けるタイプで、園芸種です。 

 ↑ セクンダム・アルバ   セクンダムはインド、東南アジア原産で、普通は花色が赤紫色ですが、これは白です。セクンダムは横に突き出した花茎に花を付けます。

↑ アグレガタム(インド、中国南部原産)  ↓ ファーメリィ(インド、マレー半島原産)

アグレガタムとファーメリィは花茎が下垂するタイプです。

↑ ロディゲシィ(ラオス、中国南部原産)

↑ ↓ ピエラルディ(アフィラム)インド、中国南部原産

ロディゲシィとピエラルディ(アフィラム)は花茎そのものが下垂するタイプです。

 ランは夏咲きのものが少ないので、初夏にいくらか花が咲くとランの花のシーズンは終わりです。秋までランは生育期で、新しい株ができます。温室は花が見られず寂しいですが、替わってホヤが開花シーズンを迎えます。