コロナに感染して亡くなる人が人が急増し、ここ1カ月で1万人が亡くなったそうです。1日当たりの死者数は過去最多の更新を繰り返して、ついに500人を超えたそうです。新規感染者数が第7波のピークを超えていないにもかかわらず・・・です。政府が「全数把握」を簡略化したために、重症化リスクの低い人の感染者数が数字として表れなくなったようです。死者数から判断して、すでに第7波をかなり上回っているとみられるそうです。高齢者の死者が多いそうなので、私のような持病がある高齢者はまだまだ油断ができません。これまで通り外出を控えようと思います。
今回はまつこの庭の温室で咲いている花です。温室の主はラン達ですが、ホヤや椿、冬越し中の夏の植物などが同居し、ぎゅうぎゅう詰め状態になっています。今咲いているランや椿以外で咲いているのは、春を先取りして咲いているヌタンスやエスキナンサス、セントポーリア、夏越ししたシクラメンやポインセチアなどです。
↑ ↓ ヌタンス
ヌタンスはパイナップル科の植物で、南アメリカ原産です。ヨウラクツツアナナスの和名があります。ピンク色の長い花茎を伸ばし、ピンクと黄緑色のガクに包まれた黄緑色に青の縁取りのあるエキゾチックな華やかな花を咲かせます。耐寒温度は5℃ぐらいで、軒下で冬越しでき、花は春に咲くそうです。温室に入れているので、一足早く今頃咲きます。早い時は11月ごろ咲き始めたこともあります。
↑ ↓ エスキナンサス・オプコニクス
エスキナンサスは、イワタバコ科のつる植物で、熱帯アジア、ニューギニアなどに約100種類自生しているそうです。樹木に着生し、茎が垂れ下がります。葉は多肉質で、花が咲いていないとホヤと間違えることがあります。オプコニクスは赤いカップ状のガクが可愛らしいです。
↑ ↓ 夏越しした一昨年のガーデンシクラメン
↑ ↓ 夏越しした一昨年のシクラメン
咲き終わったガーデンシクラメンを温室の中に放置しておいただけなのですが、ランの肥料が適度にかかるのか、数は少ないですが花を咲かせてくれました。
↑ ストレプトカーパス ↓ セントポーリア
ストレプトカーパスもセントポーリアもイワタバコ科の植物ですが、ストレプトカーパスはアフリカ、マダガスカルなどに約130種、セントポーリアはタンザニアを中心に東アフリカに約20種の原種があるそうです。どちらも葉挿しで増やせます。
↑ 木立性ベゴニア ↓ 夏越した一昨年のポインセチア
クリスマスの頃出回るポインセチアは、短日処理をするので色がついていますが、自然に任せるとお正月になってから色付きます。やっと葉が赤くなり、つぼみが見えてきました。真ん中のつぶつぶが花のつぼみです。
今寒中で、庭には花が無く寂しいですが、温室の中ではランや春を先取りした花などがにぎやかに花を咲かせています。毎日温室の内張りのカーテンを上げ下げしたりするのは面倒ですが、そのかわり冬の間中は水かけが少なくて済みます。温室があるので、冬は冬での花を楽しむことができます。