今日1月20日は、二十四節気の一つ大寒です。一年で最も厳しい寒さの時期ですが、いくらかずつ日が伸びてきていることを実感する時期でもあります。
寒に入り、-7℃、-8℃という日もありましたが、日中は10℃を超える日が多く、比較的寒さの緩い寒中の印象があります。今の時期、例年なら玄関前のビオラは花がドライフラワーのようになりますが、今年はそれほどひどくありません。
遅れていた日本スイセン(別名寒咲きスイセン)も咲き始めました。
せっかく花が開いても寒さで真っ茶色になってしまうワビスケ(おそらく太郎冠者)も、ピンク色を保っています。
大型の宿根草のカールドンはどんなに寒くても緑色の葉が元気で、冬の庭の存在感抜群ですが、
同じ大型の宿根草でもアカンサス・モーリスは、例年葉が茶色くカサカサになってしまうのに、今年は緑色を保っています。今までこんなことはなかったように思います。
冬咲きクレマチスは、暮れからずっとつぼみのままで花を開きそうにありません。
アオキの実が赤く色付き始めました。4月ごろまで実が残ります。
ユズやフクレミカンも冬至の頃からぼたぼたと落ち始めるのですが、今年はまだ残っています。あんなに酸っぱかったフクレミカンが甘くなっているのに驚きです。小鳥がほおっておくわけがないので、小鳥のごちそうになることでしょう。
あと2週間もすれば、節分、立春です。春がやって来ます。あと少しの我慢です。
とは言え、予報では南岸低気圧が発生し、関東地方は今夜から明日にかけて雪になるそうです。南岸低気圧と言うのは、1月から4月にかけて日本列島南岸の太平洋側を発達しながら東へ進んでいく低気圧のことで、太平洋側に寒気を運び、大雪や大雨を降らせるそうです。関東の大雪のほとんどはこれによるそうです。
私の住む茨城はめったに雪は降りませんが、昨今の天気は何が起きてもおかしくないので、油断は出来ません。月曜日まで出かけなくても済むように、早めに買い物を済ませました。